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2011.11.03 THU
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CSファイナルステージ vs福岡ソフトバンク 第1回戦

「最下位からの挑戦」を胸にクライマックスシリーズのファーストステージを突破し、いよいよファイナルステージまで上り詰めたライオンズ。相手にアドバンテージの1勝があるだけに初戦を落としたくないところでしたが、終盤の反撃もわずかに及ばず2対4で敗戦となりました。

序盤から中盤にかけてなかなか得点を奪えない展開でしたが、今季自身最多48本塁打で本塁打王争いを独走した中村が今日の試合でも力を発揮しました。

0対4で迎えた7回表、ここまで3安打に抑えられていた相手先発・和田に対し、1死となったところで打席に入った中村。直球を振り抜いた打球がバックスクリーンに飛び込み、ファイナルステージ1号ソロ本塁打に。1対4とし、反撃ののろしを上げる一発となりました。ファーストステージに続いてファイナルステージでも長打力を遺憾なく発揮している中村。この後の試合でも中軸として勝利へ導く力強い打撃を見せたいところです。

投手陣ではクライマックスシリーズになって1軍登録された野上が、6月19日以来となる1軍登板を果たしました。1対4で迎えた7回裏、2死1,2塁とピンチの場面でマウンドに上がった野上。これ以上失点できない場面での登板にも気負いすることなく、直球でカブレラを打ち取りピンチをしのぎました。

また、続く8回は5番手・ミンチェが相手打線を多彩な変化球で打たせて取り、3人で料理。短期決戦では相手に流れを渡さない堅い守りが大事になるだけに、明日以降の試合でも救援陣の獅子奮迅の活躍が期待されます。

今日は接戦を制することができませんでしたが、気落ちしている暇はありません。羽ばたこうとする鷹をしっかり捕まえる1勝を挙げ、そこからファーストステージで見せたような勢いに乗っていきましょう!

渡辺監督コメント

負けは仕方ない。短期決戦だから今日の修正点を見つけて明日に備える。
先頭バッターを出してしまって相手に流れをつかまれてしまった。

今日はうちのリズムにできなかった。中村に1本出たのは良かった。

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