

vs北海道日本ハム 第23回戦
昨日爆発を見せた打線が再び相手を圧倒したい一番でしたが、相手先発・ダルビッシュの剛球を捉えられず、0対3で敗戦を喫しました。
好機を作れない展開の中でも、7番・右翼手で先発出場した大崎がシェアな打撃を見せました。
大崎は第1打席に入った3回。カウント1-0から投じられた直球をファウルにした後の3球目、ダルビッシュの投じた緩いカーブにも動じず、しっかり球を引き寄せて中前安打に。これがチーム初安打となります。このあと1死1塁となった場面で、ヒットエンドランを敢行。打者は三振となるも、1塁走者の大崎が盗塁を決め、好機を拡大させました。
また、9回はダルビッシュと3番・中島の息詰まる勝負が繰り広げられました。ライオンズにとって2死走者無しと後がない場面で打席に入った中島。対するダルビッシュは真っ向勝負で直球を投げ込み、3球目には今日最速の155キロを記録します。しかし中島は力負けすることなくファウルで粘り、7球目の直球を中前に運ぶ安打に。キャプテンが最後に意地を見せました。
ファイターズとの4連戦を2勝2敗で終え、3位・バファローズとのゲーム差は1.5となりました。明日は本拠地に戻り、マリーンズを迎える一戦です。3位浮上に向けて負けられない戦いが続きますが、「一戦必勝」の信条を胸に戦い抜きましょう。
渡辺監督コメント
あれだけのピッチャーに、あれだけ気持ちを込めて投げられると得点を挙げるのは難しいなと思った。
先に点を与えてしまったのがいけない。
勝てるピッチャーは、先に点を与えると調子が上がってくるからね。
簡単に点をあげてしまったのが良くなかった。
帆足は、低めに球を集めて、前回よりも良かったけど、あの一発がまずかった。
(ダルビッシュ投手と最終戦でもう一度あたるかもしれませんが?)先のことより、明日の試合のことだよ。
一久(石井投手)の使い方だけど、後ろでも投げる機会があると思うので、今日は投げさせた。