• FCログイン

閉じる

  • Lions
  • FCログイン
2011.10.09 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
1
0
0
0
4
1
0
1
0
0
0
0
0
1
0
R
H
6
10
2
11

vs北海道日本ハム 第21回戦

先発・岸が8回1失点の好投を見せるも0対1と惜敗した昨日の借りを返すべく、菊池が先発マウンドへ。3位浮上に向けた大事な一戦です。

菊池は2回、1死から連打で1,3塁とされ、ここで鶴岡に右前適時打を運ばれて0対1と先制を許します。さらに3回はスケールズに二塁打を放たれ、犠打で1死3塁とされた菊池。しかし、糸井の一二塁間へのゴロを前進守備の二塁手・原が飛びついて好捕。3塁走者を本塁で憤死させる堅い守備で菊池を援護します。

今季1軍初登板の相手先発・中村に対し、3回まで1安打に抑えられていたライオンズ打線は4回、先頭の4番・中村がフォークボールを天井付近まで打ち上げた打球が左翼席の前列に着弾。45号ソロ本塁打で1対1と試合を振り出しに戻します。

同点に追い付いてもらった菊池は4回、5回と2イニング連続の3者凡退に打ち取ります。6回は2死から小谷野に中前安打を放たれますが、続く稲葉を三振に仕留めて寄せ付けません。

7回、6番・浅村の左翼フェンス直撃の二塁打と犠打で1死3塁としますが、あと一本が出ず。その裏は2番手・岡本篤が2死2塁とされますが、代打・今浪を左飛に打ち取り、1点をめぐる激しい攻防が展開されます。

迎えた8回、1死から2番・原の安打と3番・中島の四球で1,2塁とすると、4番手・増井の直球を捉えた中村が中越適時二塁打を放ち、2対1と勝ち越し。さらに5番・フェルナンデスが1塁線突破の2点適時二塁打で続いて4対1とし、併殺打の間にも1点を追加して5対1。集中打で4点を勝ち越します。

その裏は3番手・ミンチェが1点を失って5対2と迫られると、さらに四球で1死満塁となり守護神・牧田がマウンドに向かいます。牧田は中田を三振、代打・ホフパワーを二ゴロに打ち取ってピンチを見事にしのぎます。

9回は1死2塁から1番・栗山が右中間に適時二塁打を放って6対2と点差を広げると、その裏は牧田が1安打だけに抑え試合終了。好救援で20セーブに到達しました。

3位・バファローズとのゲーム差は2となり、残りは7試合。「勝利への執念」でクライマックスシリーズへの扉をこじ開けましょう!!

-今日のヒーローは最後を締めくくった牧田投手です!

-おめでとうございます!

(牧田)ありがとうございます。

-まずはあの8回の1アウト満塁。一発出れば逆転というところで登板。とんな気持ちでマウンドに上がりましたか?

(牧田)打たれてもいいと思って、とりあえず自分のピッチング、自分の球を投げるということだけを意識して投げました。

-しかも相手が中田、ホフパワーといずれも一発のあるバッターでしたが、そのあたりはいかがでしたか?

(牧田)甘いところへ投げてしまうと打たれるので、高さとコースをしっかり投げるということだけを意識して投げました。

-8回のあの場面をしのいで、ベンチも盛り上がったのではないですか?

(牧田)ゼロというか、追加点をやらずに自分の仕事ができたので良かったです。

-個人成績云々という場面ではないかもしれませんが、大台の20セーブになりましたが、そのあたりはいかがですか?

(牧田)抑えに転向してからは目標としていた数字だったので、達成できたことで通過点なのかなという感じです。あくまでもチームがクライマックスシリーズに出るという目標でやっているので、何とか自分が抑えてチームが勝てるようにやっていきたいです。

-これでクライマックスシリーズ進出の望みをつないだわけですが、最後にファンの皆さんに意気込みをお願いします。

(牧田)最後の最後まで、選手たちはまだ諦めずにやっています。ファンの皆さんの応援が必要で、その応援の中で一生懸命やって、何とかクライマックスシリーズに進出し、日本一になるという目標でやっているので、この先も頑張っていきたいので応援よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

今日は、中村がいいところで、得点を挙げてくれた。
でも、打線は、もっと早めにいかなければいけなかったね。

勝ち越して、こちらのペースでいかなければいけなかったのに、ミンチェが良くなかった。
でも、厳しい場面で牧田がしっかり抑えてくれた。
この時期は、回をまたいでの抑えは当たり前になる。

雄星は、冷静に投げていたね。
右バッターへのクロスファイヤーが今までの中で一番良かったんじゃないかな。
アウトコースも大事だけど、クロスファイヤーは一つの魅力になる。
今日はいいボールがきてるなあと思った。

追い掛けるチームとしては、目の前の試合を勝たなければならない。
残り少ない試合をトーナメントのつもりで戦っていく。
最後まで根性を持っている者が勝つ。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート