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2011.09.29 THU
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vs東北楽天 第23回戦

前日は終盤に勝ち越しを許し連勝がついに10でストップ。今日の勝利を連勝の起点とし、3位浮上を狙いたいライオンズは、先発のマウンドに後半戦4連勝中の帆足を送り込みます。

その帆足、いきなり先頭打者に二塁打を打たれますが、後続を打ち取り無失点。2回は連打を浴びるも、女房役・銀仁朗が盗塁を阻止するなど、味方の好守もあって相手の攻撃を封じます。

3回も得点圏に走者を背負いますが、二塁手・片岡の好守にも助けられ先制を許しません。石井丈投手コーチも「調子、コントロールも悪くない」と帆足の投球を評します。

一方、先制点が欲しい打線は走者こそ出すも本塁が遠く、あと一本が無い状況。そんな中でも帆足は回を追うごとに調子を上げていき、4回はわずか6球で料理してこの試合初めて3者凡退に仕留めると、5回以降は安打を許しません。

4回以降、無安打に抑えられていた打線は迎えた7回。この回先頭の4番・中村が左翼席へ運ぶ43号ソロ本塁打を放ち1対0。「1打席目からしょうもない打撃をしていたので、気合を入れていきました」と振り返る頼れる主砲の一振りで、試合の均衡を破ります。

打線の援護を受けた帆足はその裏、2死から2本の安打と四球を許し満塁のピンチを迎えましたが、最後は聖澤を投ゴロに打ち取り相手の反撃を断ちます。8回は2死を取ったところで2番手・牧田にスイッチ。牧田は高須に安打を打たれますが、続く山崎を見逃し三振に仕留めます。

9回もマウンドに立った牧田は3者連続三振に抑える圧巻の投球で試合終了。1対0で勝利し、Kスタ宮城での今季最終戦を白星で飾りました。

先発・帆足は7回2/3、106球を投げ被安打6、奪三振2、与四球2、無失点の投球内容で今季9勝目。自身の後半戦からの連勝を5に伸ばしました。

帆足が粘り強く投げ続けると、主砲・中村が本塁打を放ち援護。虎の子の1点を帆足、牧田のリレーで守り抜きました。明日からは本拠地・西武ドームに戻り、首位・ホークスとの3連戦。まずは明日の試合に勝利し、9月最後の試合を白星で締めくくりましょう!

-今日のヒーローは7回に先制弾を放った中村選手です!

-またしても素晴らしいホームランでしたね?

(中村)ありがとうございます。

-ゼロ行進が続く中、終盤7回での打席はどのような気持ちで入りましたか?

(中村)前半の2打席はふがいない結果だったので、気合を入れていきました。

-気合を入れた結果、打った瞬間に分かる打球でしたね? 手応えはいかがでしたか?

(中村)芯で捉えたので、入るとは思いました。

-その1点がライオンズを勝利へ導きましたが、チームの勢いというのはどう感じていますか?

(中村)今日みたいになかなか打てないときは、ピッチャーが頑張ってくれますし、ピッチャーが打たれたときはバッターが何とか点を取ってという感じて来ているので、すごくいい感じだと思います。

-これからも負けられない戦いが続きます。最後に力強いメッセージをお願いします。

(中村)昨日、連勝は止まってしまいましたが、今日からまた連勝できるように頑張っていきます。

渡辺監督コメント

帆足は、なかなか点が取れない状況の中で粘り強く、良く投げた。
先に点を取られたら嫌なムードになるところを何とか0点に抑えた。

サンペイ(中村選手)の一振りがチームに勇気を与えた。
帆足と牧田はこの苦しい展開の中で良く投げた。
今日みたいなタフなゲームを守り勝って取れたのは良かった。

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