• FCログイン

閉じる

  • Lions
  • FCログイン
2011.09.19 MON
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
1
2
0
0
2
0
0
0
0
0
0
7
0
0
0
X
R
H
5
11
7
10

vs北海道日本ハム 第18回戦

イーグルスに2つのサヨナラ勝ちを含む同一カード3連勝を決めて勢いづくライオンズは、今日からホームにファイターズを迎えての3連戦です。

先発マウンドに上がった石井一は、初回、2回と3者凡退に切って取る好発進。しかし3回、先頭のスケールズにソロ本塁打を打たれ0対1と先制を許すと、4回には小谷野、稲葉に連続適時打を浴び0対3とされます。

さらに5回にも2死満塁とピンチを迎え、ここで2番手・岡本篤にバトンを託します。厳しい場面での登板となりましたが、岡本篤は小谷野を気迫の見逃し三振に切って取り、悪い流れを断ち切ります。

すると円陣を組んで攻撃に臨んだ直後の5回裏、眠れる打線が爆発。先頭の6番・大崎の内野安打を皮切りに好機を演出し、9番・片岡、1番・栗山、2番・原の連続適時打で3対3の同点に。迎えた3番・中島は初球をバックスクリーンへ運ぶ16号3点本塁打を放ち、6対3。「みんながつないで点を重ねていったので、その勢いに乗せてもらいました」と語る主将の一撃で西武ドームに熱狂の渦を呼び込むと、続く4番・中村も初球を振り抜き、打球は左翼席への41号ソロ本塁打となります。「中島さんが3ランを打った後の、球場の良い雰囲気の中で打てた200号本塁打はうれしいです」と話す自身通算200号のメモリアルアーチで7対3と一気に突き放します。

逆転後は継投陣が粘りの投球を披露。6回は岡本篤が味方の失策も絡んで2死満塁のピンチを招きますが、陽を内野ゴロに仕留め無失点。7回には3番手・グラマンが2点を失いますが、1死1塁の場面で4番手・ミンチェが登板。中田、スケールズと仕留めてピンチを切り抜け、マウンド上でガッツポーズ。8回も3者凡退に封じ、打線の援護に継投陣が応えます。

最終回には守護神・牧田が走者を許すも落ち着いて3つのアウトを取り試合終了。鮮やかな逆転勝利で今季初の5連勝を飾り、今日雨天により試合のなかったイーグルスを抜き去り、単独4位に浮上しました。

谷底から這い上がり、勢いを加速させる獅子は止まる気配がありません! この勢いを継続させ、クライマックスシリーズ進出へ向けて勝利を積み重ねましょう!!

今日のヒーローは岡本篤志投手、中島裕之選手です!

-まずは5回に勝ち越しの3ランを放った中島選手です!

(中島)どうも!

-あの場面を振り返って頂きましょう。5回、3対3の同点の場面で回ってきました。初球を行きましたね。

(中島)初球から打つ準備をして、後は周りが作ってもらった流れに乗るだけでした。

-高々とセンターへ打ち上げた当たりでしたが、感触はいかがでしたか?

(中島)感触は良かったですね。

-逆転勝ちで5連勝となりました。キャプテンから見てライオンズの雰囲気はいかがですか?

(中島)良い雰囲気でやっています。

-明日の試合に向けて、意気込みをお願いします。

(中島)試合数も残り少なくなりましたが、一戦一戦、全力でプレーしたいと思います!

-明日も素晴らしいバッティングを期待しています。中島選手でした!

(中島)ありがとうございました!

-続きまして素晴らしい火消し役でした、岡本篤志投手です。ナイスピッチングでした!

(岡本篤)ありがとうございます!

-今日は大きなピンチの中、マウンドに上がりましたね?

(岡本篤)僕が与えられている役割なので、あの場面は思い切り攻めていこうと思いました。

-攻めていった結果、素晴らしい結果となりました。

(岡本篤)今は結果だけを求めているので、良かったです。

-シーズンも終盤に入り中継ぎ投手陣、特に岡本さんに掛かる期待は大きくなってきます。

(岡本篤)最近は先発陣の方々が長いイニングを投げているので、僕らは先発陣が崩れた時に試合を崩さないよう抑えていきたいです。

-リリーフ陣の雰囲気はいかがですか?

(岡本篤)良いですね。ミンチェさんと牧田が後ろにいるので、その前を投げる僕たちがつなげていければと思います。

-最後にクライマックスシリーズ進出に向けて、熱いメッセージをお願いします!

(岡本篤)チャンスは絶対にあるので、クライマックスシリーズ進出を目標に全員で頑張っていきます!

渡辺監督コメント

今はチーム状況も良いですし、今日のような追い掛ける展開でもしっかりと逆転することができました。チーム自体も勢いが出てきていると感じています。

5回表は(石井)一久のボールが高く浮いていたので、少し気がかりでした。あの場面は何とかつないで、これ以上の失点を防ぐ感じでした。

逆転した5回裏はみんながすごく集中していました。それがビッグイニングにつながったと思います。中島、中村の中軸がしっかりと仕事をしているので、チーム自体も勝ちにつながっているケースが多いと思いますね。

泣いても笑っても残り20数試合となりましたが、投打共にバランスが取れた良い状態が続いています。一試合一試合を真剣に、上を目指して戦っていきたいです。

上位のチームのことを気にしてもしょうがないですし、とにかくうちが勝たないとゲーム差は縮まらないので、自力でクライマックスシリーズに進出したいと思います。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート