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2011.09.18 SUN
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vs東北楽天 第20回戦

イーグルスに連勝し、着実に上位への道を歩んでいる獅子たち。勝てばイーグルスとのゲーム差が無くなる大事な一番は、後半戦負け無し5連勝中の西口に先発マウンドが託されます。

西口は2回に犠飛で1点を先制されるも、続く2死3塁のピンチは切り抜け、最少失点に抑えます。その後は得点圏に走者を置きながらもしのぐと、5回と6回は2イニング続けて3者凡退に抑える好投を披露。打線の援護を待ちます。

0対1のまま迎えた6回裏。ここまで相手先発・長谷部の前にわずか1安打に抑えられていた打線ですが、先頭の1番・栗山の四球と2番・原の犠打で1死2塁とします。ここで3番・中島が左翼フェンスを直撃する適時二塁打を放ち、1対1の同点に。左翼席を埋め尽くしたファンから大歓声が上がり、流れを一気に引き寄せます。

同点としてもらった西口は7回と8回も完璧に抑え、これで4イニング連続3者凡退。9回は先頭打者に安打を浴びるなどして2死3塁とされますが、西口を後押しするファンの声援を受け、迎えた嶋を中飛に。ホッとした表情を見せてベンチへ戻ります。

なんとか西口に勝ち星をプレゼントしたい打線は9回裏。2死から8番・上本が安打を放つと、続く9番・片岡も安打で続き、2死1,3塁とサヨナラの好機を演出。ここで打席には1番・栗山。「しっかり集中して来た球を打つだけだった」と後に話した通り、栗山の魂のこもった痛烈な打球が左翼手のグラブをはじくサヨナラ適時打となり、2対1で試合終了。9回を投げ切って133球、被安打5、奪三振5、失点1の熱投を見せた西口が、チームトップとなる9勝目をマーク。劇的なサヨナラ勝ちで同一カード3連勝を決め、ついに4位・イーグルスとのゲーム差が無くなりました。

「一戦必勝」で上位に手をかけるところまで這い上がってきました。明日から本拠地で迎えるファイターズ3連戦ではさらに勢いに乗り、順位を一つずつ上げていきたいところです!

-今日のヒーローは投打のお二人です!

-まずはサヨナラ打を放った栗山選手です! 9回裏2アウトランナー無しからチャンスを作ってもらって回ってきましたね?

(栗山)2アウトになったときも連打で回ってくると思っていたので、打てて良かったです。

-今日はノーヒットで迎えた最後の打席だったのですが、勝負強いですね?

(栗山)しっかり集中して来た球を打つだけだったので、余計なことを考えずにいきました。

-最後にヒットのランプがついたときのお気持ちをお聞かせください。

(栗山)とにかくチームが勝てればそれでいいのですが、ヒットがつくことにこしたことはないので、うれしかったです。

-そのヒットが西口投手に9勝目をプレゼントしましたね?

(栗山)最近ずっと頑張っているので、もっと早めに援護できれば良かったのですが、最後に勝ちをつけられたので良かったです。

-チームは接戦をものにして、引き分けを挟んで4連勝となりましたね? 最後にこれからの意気込みを聞かせてください。

(栗山)ファンの皆さんもまだ諦めていないと思いますし、僕らももちろん諦めていませんので、どんどん勝てるように頑張っていきます!

-続きまして今季9勝目をマークした西口投手です! 西口投手、サヨナラの瞬間はどちらにいましたか?

(西口)着替えていました。

-やってくれましたね?

(西口)そうですね。本当にうれしいです。

-今日はロースコアの展開で粘りの投球でしたね。今日のマウンドを振り返っていただけますか?

(西口)完投しました。

-5回以降、わずか1安打ですよ?

(西口)同点に追い付いてもらってから、これ以上点を取られないように必死で投げました。

-もうすぐ39歳を迎える西口投手ですが、実に若々しいピッチングでした。

(西口)若ぶっているだけです。

-次は2ケタを懸けてのマウンドとなりますが、意気込みをお聞かせください。

(西口)次も最初から全力でいきたいと思います。

渡辺監督コメント

西口もよく投げていましたし、相手の長谷部君もよく投げていましたし、1点勝負だと分かっていたので、最後に2アウトからよく決めてくれたと思います。

非常にタフなゲームなのですが、絶対に勝とうという気持ちが常に表れていて、ここのところいいゲームができていると思います。

西口は立ち上がりがあまり良くなかったのですが、尻上がりに調子を上げて、腕も振れてきて本当に粘り強く、辛抱強く最少失点に抑えてくれたと思います。

いい流れですし、上を追い掛ける態勢は整っているので、勝利を信じて、力を合わせて、チームワークで明日からも戦っていきたいと思います。

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