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2011.09.09 FRI
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vs オリックス 第19回戦

昨夜は、若獅子たちの活躍で勝利し5位浮上。今日の試合では連勝中の3位・バファローズをたたき、さらなる飛躍に弾みを付けたいところです。

打線は初回、制球の定まらない相手先発・寺原から1死満塁のチャンスを作ります。ここで、5番・フェルナンデスが右翼へ犠飛を放ち、1対0と幸先良く先制します。

さらに3回、二塁打を放った1番・栗山が2番・原の犠打で3塁へ進むと、3番・中島が右翼へ犠飛を放ち2対0。主将の打棒で確実に好機をものにします。

先発・帆足は初回と2回を続けて3者凡退。3回には2死2塁と得点圏に走者を背負うも、後続を落ち着いて封じます。好投は中盤に入っても止まらず、走者を出しても連打、決定打を許さず、着実に反撃の芽を摘みます。

追加点が欲しい打線は6回、再び制球を乱した寺原から2つの四球と安打で無死満塁と大きなチャンスを作ります。ここで、フェルナンデスの併殺の間に1点を追加し、3対0。中押し点を奪います。

その裏、帆足は3回以来となる得点圏への走者を出しますが、動じることなく冷静に後続を封じて反撃を許しません。

すると7回、8番・銀仁朗が安打を放ち、寺原のけん制が悪送球となり2塁へ進みます。ここで9番・片岡が二塁手強襲の当たりを放つと、打球が転々とする間に銀仁朗が2塁から一気に生還して4対0。「もう1点欲しいところでチャンスでまわってきて結果が出せて良かった」と語る片岡の一打が飛び出し、終盤に効率的な攻撃で着実に加点します。

終盤に入っても、帆足の安定感は全く失われません。7回と8回を連続して打者3人で封じ、反撃の余地を与えない盤石の投球で凡打の山を築きます。9回のマウンドでは得点圏に走者を置くも、敵の4番・T-岡田を併殺に打ち取りゲームセット。帆足は昨年4月4日以来の完封勝利を飾りました。

帆足は9回を投げ抜いて投球数112、被安打4、奪三振5、与四球2、無失点の素晴らしい内容で試合をけん引。打線がチャンスを着実に生かす効率的な攻撃で加点し、投打のかみ合った展開で主導権を握り続けました。今日のような盤石の試合運びを明日も発揮し、連勝をさらに伸ばしましょう!

-今日のヒーローは4安打完封勝利の帆足投手です!!

-今日は9連勝中のバファローズ打線が相手ということで意識はありましたか?

(帆足)うちもどんどん勝っていくしかないので、何が何でも勝とうと思っていました。

-今日のピッチングを振り返って一番良かったところはどこですか?

(帆足)野手の守備ですね。

-ご自身のピッチングではいかがですか?

(帆足)自分は昨日、先乗りで大阪に入っていまして、野手の皆さんは今日移動試合で疲れていると思ったので、自分が何とかしようと思っていました。

-今日は4安打完封でしたが、完封勝利は4月4日以来となりましたね?

(帆足)どうでもいいです。

-9月に入って残り試合も少なくなってきます。これからの1試合1試合が大切になってくるかと思いますが、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(帆足)何が何でもクライマックスシリーズに進出できるようにみんなで頑張っていきたいと思います。

渡辺監督コメント

帆足は、素晴らしいピッチングだった。調子の良いオリックス打線の序盤の攻撃をうまく抑えてリズム良く投げていた。

特に左のインコースへの突っ込み方がうまかった。なかなか突っ込みづらいところだけど、どんどん投げ込んでいた。

打線は、ノーアウトのランナーをかえして、序盤で2点取ることができた。ただ、ノーアウト満塁のところはもう少し点を入れなくてはいけない。ボール球を打たされていたね。

いいイニングで1点ずつ取れたので、帆足も投げやすかったと思う。

今日は、やっぱりバッテリーの勝ちだと思う。ベンチから見ていてよく分かる。投球術で攻めるピッチャーだからね。

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