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2011.09.08 THU
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vs千葉ロッテ 第18回戦

昨日の試合では、エース・涌井の粘投実らず僅差で敗戦。今日の試合では、再び最下位を脱する勝利を目指します。

先発・菊池は初回、力のあるボールを投じて3者凡退に封じますが、2回に1死2,3塁とピンチを迎えます。ここで、角中の放った打球をつかんだ二塁手・片岡が果敢に本塁へ送球するも、送球がそれてしまい2者の生還を許し0対2。先制点を奪われます。

その裏、相手先発・小林から4番・中村と5番・フェルナンデスの連打で無死1,3塁と好機を演出すると、6番・坂田が犠飛を放ち1対2。しかし3回、菊池は2死満塁と再びピンチに陥り、清田に2点適時打を放たれ1対4。点差を広げられます。

3点を追う展開となりますが、菊池の登板時に活発な援護を見せる打線は再び反撃。3回裏、2死から2番・原と3番・中島の連打でチャンスを作ると、中村の一振りはバックスクリーン横に飛び込む38号3点本塁打。「何とかモノにしたいという気持ちで打った」という、頼もしい主砲の一撃で4対4と同点に追いつきます。

さらに4回、坂田が安打を放ち出塁した後、7番・秋山がプロ初アーチとなる勝ち越しの第1号2点本塁打を放ちます。自ら「メッチャうれしい」と語る一打で、6対4と勝ち越しに成功。さらに代わった相手2番手・大谷からセーフティーバントでの内野安打を決めた9番・片岡が盗塁で2塁へ進むと、1番・栗山が適時二塁打を放ち7対4。打線がつながり、マリーンズを突き放します。

菊池は毎回のように走者を背負うものの、気迫を前面に出した粘り強い投球で追撃を許しません。7回にはわずか6球で3者凡退に封じ、継投陣に後を託します。

8回からは2番手・岡本篤がマウンドへ。2つの三振を奪って相手打線を3者凡退に封じ、力強い投球で反撃の芽を摘みます。

最終回は、守護神・牧田が継投のバトンを受けます。得点圏に走者を置いたものの、持ち前のテンポの良さを発揮して後続を封じ試合終了。マリーンズを振り切り、再び最下位を脱しました。

菊池は7回を投げて投球数103、被安打8、奪三振4、与四球1、失点4と粘り強く試合を作り、打線の奮起を呼び込みました。中村が今季90打点を突破する一撃で同点に追いつくと、秋山の記念すべき初本塁打で勝ち越しを果たす素晴らしい勝利。明日からのバファローズ戦でも、若獅子たちに力を発揮してもらいましょう!

-今日のヒーローはプロ入り初ホームランの秋山選手です!

-今日は4回に勝ち越しとなるプロ初ホームランを放ちましたが、感想はいかがですか?

(秋山)その前の回から先輩たちがいい流れで点を取ってくださったので、思い切っていこうと思っていました。

-打った感触はいかがでしたか?

(秋山)ホームランの感覚というものが分からないので、1塁過ぎるまでは全力疾走で走りました。

-ホームランボールは帰ってきましたか?

(秋山)いただきました。

-この大事なホームランボールはどうしますか?

(秋山)連戦が続いていくので、ゆっくり考えようかなと思います。

-今日が111試合目。プロ初ホームランは早かったですか? こんなものかなという感じですか?

(秋山)これだけ試合で使っていただいて、ホームランだけでなくヒットも打つ機会が少ないので、それ以外のところで貢献できているかなとは思うのですが。

-菊池投手が投げると打線の援護が生まれますね?

(秋山)菊池が一生懸命投げているのが分かるので、今日はセンターという位置から見ていたので、何とかしてやろうと思っていました。

-センターから見る野球というのはいかがでしたか?

(秋山)1軍で守ったのは初めてだったので、試合前は緊張しました。

-カード勝ち越しで5位浮上です。次は勢いのあるバファローズ戦です。次に向けてメッセージをお願いします。

(秋山)みんな、全力で戦っているので、これからも応援よろしくお願いします!

渡辺監督コメント

追い掛ける展開になり、菊池も序盤は体が重そうで失点したのですが、打線が同点、逆転とすぐに打ってくれた。あれでもう一回ゲームを作り直すというか、そういうチャンスを菊池はもらったなという感じ。

相手にも2アウトから奪われていたので、2アウトから原、ナカジと何とかつないで、中村まで回したので、ここで点を取れれば流れが来るなと思って見ていた。ああいうところで、一振りで流れを変えるバッターなので。あの場面はよく打ってくれたなと思います。

いつかは秋山のホームランが出ると思ったが、ちょっと遅いぐらいだと思うけど、完璧な当たりだったと思います。

菊池にとってはいろいろなゲーム展開も経験なので。今日は前半にああいう形でやられて、味方が追い付いて。その後をしっかりと抑えてゲームを作れたのはステップアップしているなという感じ。

栗も久しぶりのレフトで、難しい当たりも捕球していましたし、秋山は元々守備範囲の広い選手で、今日も右中間寄りの難しい当たりを楽に追い付いていましたし、ディフェンスとしたらこの形はいいのかなと思います。

うちは勝ち越しだけで喜んでいられないので。連勝していかなければならないので、明日から大阪に乗り込んで頑張っていきたいと思います。

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