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2011.09.01 THU
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vs東北楽天 第17回戦

2戦続けて惜敗を喫した悔しさを払拭するべく、涌井が先発マウンドへ。エースが7月9日以来の勝ち星を挙げ、チームを引っ張っていきたいところです。

涌井を勇気付けるためにも先制したい打線は初回。相手先発・ヒメネスから1番・栗山の安打と3番・中島の安打などで1死1,3塁とし、打席には4番・中村。相手の捕逸で先制すると、3塁線を破る適時二塁打を放ち2対0とします。

2点をもらった涌井。初回から毎回走者を背負う苦しい投球となりましたが、しなやかなフォームから多彩な変化球を繰り出し、相手に決定打を許しません。

2回、3回と3者凡退に封じられた打線でしたが、4回に5番・大崎、6番・フェルナンデスの連打で1死2,3塁に。ここで7番・坂田が2点適時二塁打を打ち4対0。昨日猛打賞を記録した坂田が今日も活躍を見せます。

勢いの止まらない打線。5回に二塁打を打った栗山を3塁に置いて中村の犠飛で5対0とすると、7回には再び中村が相手を突き放す34号2点本塁打を放ちます。「バットの先に当たりましたがギリギリ入ってくれて良かったです」と振り返った中村の一撃で、7対0と優位に立ちます。

効果的に援護をもらった涌井は7回に1点を失いますが、続く1死1,2塁のピンチは高須を併殺打に仕留めます。結局涌井は7回を投げきって降板。122球、被安打10、奪三振6、与四球1、失点1と粘投を見せました。

8回に2点を返されますが、9回は栗山の猛打賞となる安打などで2死1,2塁と好機を作ると、またも中村。猛打賞となる2点適時二塁打を放ち、9対3に。主砲の一打で試合を決定づけます。

最後は6点リードながら守護神・牧田を投入し、3人で締め試合終了。中村が6打点の活躍を見せると、涌井が粘投で試合を作り7月9日以来の勝ち星を挙げました。

明日から本拠地でホークスを迎えてのカードは、ライオンズ・クラシック 2011最終章となります。エースの久しぶりの勝ち星を受け、「勝利のDNA」を目覚めさせましょう!

-今日のヒーローは6打点の大活躍、中村選手です!!

-まずはチームとしても悔しいゲームが続いている中で、初回の適時打は気持ちが良かったのではないですか?

(中村)昨日、一昨日となかなか点が取れず、勝てなかったので、今日は打てて良かったです。

-大きな34号2ランを放った気持ちはどうでしたか?

(中村)ちょっとバットの先でしたが、うまいこと引っかかって、入ってくれて良かったです。

-バットの先にもかかわらず、この広いKスタ宮城で入るのはさすが中村選手のパワーですね。

(中村)ほかの人より体重が重いので、そのおかげだと思います。

-今日の活躍で82打点。頼もしい活躍ですが、ご本人はどう思われていますか?

(中村)ホームランの数からしたらまだまだ少ないと思っているので、これからもっともっと打点を稼げるように頑張ります。

-涌井投手に久しぶりの白星がつき、銀仁朗選手も復帰となりました。どう思われますか?

(中村)涌井はライオンズのエースなので、その涌井に白星がついたということは本当に大きいことだと思います。

-ライオンズは9月白星発進となりました。今後へ向けて意気込みをお願いします。

(中村)まだ最下位ですけど、上を目指して全力で頑張っていきたいと思います。

渡辺監督コメント

涌井はヒットは打たれていたが、要所要所をしっかり抑えたね。
序盤の援護弾が良かったし、涌井を楽にさせたと思う。
ここまでいいピッチングをしても勝ちが付かなかったこともあったのでエースに勝ちがついて良かった。
今までは涌井で止まってしまうことが多かったので、今日の涌井の勝ちで勢いをつけて明日からもしっかりやっていきます。

サンペイ(中村)はよく打ったが、今日はクリ(栗山)がチャンスメークをして点を取ってくれた。
クリ(栗山)が出塁して原が送ってクリーンアップの前にいいシチュエーションを作ってくれた。
そして、打つべき人が打ったね。

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