試合情報

昨日劇的勝利を演じた勢いをそのままに、今カード勝ち越しを決めたい一番でしたが、終盤の反撃もわずかに及ばず3対4で惜敗を喫しました。

今日は、前回登板8月20日のマリーンズ戦で8回2失点と好投を見せた岸が先発。初回は小谷野に3点本塁打を浴びるなどして4点を失いますが、2回以降は前回登板を思わせるような投球を披露。切れのある直球と緩い変化球で2回、3回と続けて3者凡退に抑え、4回は失策で出た走者をかえすことなく無失点に封じます。

5回も再び3者凡退に仕留めた岸。6回の2死2塁の場面で、第1打席で本塁打を許した小谷野を打ち取ると、7回も2死2塁となり、打席にはスケールズ。ここは制球されたカーブで空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。岸は7回を投げて115球、被安打5、奪三振6、与四球1、失点4と粘りを見せ、相手に追加点を与えない気迫を見せました。

また打線では、昨日2本塁打を放った4番･中村が今日も特大の一発を披露。0対4で迎えた8回、1死1,2塁の場面で中村に打席が回ります。相手先発･斎藤佑にここまで3打数無安打に抑えられていた中村でしたが、初球の甘く入った変化球を見逃さずに振り抜き、左翼席へ飛び込む33号3点本塁打に。「前の3打席はやられていたので、このままやられっぱなしでは終わりたくなかった」と語ったように、悔しさをぶつけて1点差に迫る大きな一発となりました。

なかなか打線がつながらない展開でしたが、打撃好調の中島が猛打賞を記録。15試合連続安打と記録を伸ばし、打率もついに3割台に乗せました。明日はつなぐ攻撃で得点を積み重ね、今カード勝ち越しを決めましょう。

初回の小谷野への3ランは防ぐことができたホームランでしたね。

追い込まれるまではずっと強振しているバッターだったので、そこを注意するようにとバッテリーに言っていたんですけど、初球をストレートで入ってくるとは思っていませんでした。安易に考えすぎたかなと感じます。

岸が2回以降は抑えていたので、1点、2点でも点が入れば流れが変わると思っていましたが、斎藤くんにやられてしまいました。

今日はストレートが良かったんですけど、そのストレートを捉えることができませんでしたね。