

vsオリックス 第11回戦
マリーンズとの4連戦を3勝1敗と勝ち越した流れに乗りたいところでしたが、バファローズ打線に効率よく得点されると、ライオンズ打線は相手の小刻みな継投にかわされてしまい、1対6で敗戦を喫しました。
序盤から中盤にかけてリードを広げられる厳しい展開の中でも、個々が持ち味を発揮しました。1番・栗山は相手先発・寺原に対し、初回に先頭打者として安打を放ちます。これで1番に入った7月8日以降、18試合中14試合で安打を放ち出塁。四死球も含めると18試合中17試合で出塁を果たしており、リードオフマンとしての確固たる地位を築きつつあります。
また、守備で連日の活躍を見せる秋山が今日も好守を披露。5回表に1死1,2塁の場面で右前安打の打球を拾うと、2塁走者が3塁を回ったのを見て本塁へ矢のような返球。ボールはノーバウンドで捕手のミットに収まり、見事生還を阻止。強肩と送球の正確さを見せつけ、スタンドからも歓声が上がりました。
そして最終回には4番・中村が本塁打王争いを独走する27号ソロ本塁打を右翼席へ。78試合で27本と、驚異的なペースを続けています。
後半戦での好スタートを無駄にしないためにも、明日はチーム一丸となって連敗を止めて、再び上昇気流をつかまえましょう。
渡辺監督コメント
ここというところで打たれた。2アウトから失点していた。
岸というピッチャーのスタイルではない。真っ直ぐが基本になるんだけど、今日は基本になっていなかった。かわしてかわしてという技巧派のピッチングだった。
真っ直ぐが悪かったのか、そういう判断だったのか。同じバッターに同じようにやられていた。
寺原投手は良かったけど、それですましてはいけない。
せっかくいいかたちで3連勝して、昨日今日と負けてしまい、こういう試合をしていたら上に上がっていけないなと思うし、このまま沈んでいても仕方ないので今日の試合を生かしながら明日の試合を一生懸命やっていきたい。