

vs巨人 第4回戦
1ヶ月に渡って行われた交流戦も、今日の試合をもって幕を閉じます。再び始まるレギュラーシーズンに向けて弾みをつけるためにも、最終戦を白星で飾りたいところです。
ライオンズ先発は牧田。一方の相手先発は澤村と、ルーキーながらここまでしっかりローテーションの一角を担っている両右腕がマウンドに上がります。
牧田は初回から持ち前のテンポの良い投球を披露。巧みにコーナーを突き、3回には2者連続三振を奪うなど、3回までを無安打に抑える好投で味方の援護を待ちます。
打線は2回、6番・浅村が四球を選ぶと、8番・銀仁朗が左前安打を放ち得点圏に走者を進めますが、後続が倒れ得点ならず。4回には先頭の4番・中村の中前安打を皮切りに1死満塁の好機を演出しますが、ここもあと一本が出ず先制点を奪うことができません。
するとその裏、ここまで好投を続けてきた牧田が先頭の坂本に今日初安打を浴びると、2死1塁でラミレスに適時打を打たれ0対1。さらに小笠原にも2点適時二塁打を打たれ、0対3と点差を広げられます。
牧田は6回、阿部に2点本塁打を打たれ0対5。その後1死1塁とされますが、ここから登板した2番手・松永が後続をピシャリと断ち切ります。
リズムを立て直したい救援陣でしたが、7回には1点を失うと、8回にも4失点。0対10と終盤に点差を大きく離されてしまいます。
なんとか意地を見せたい打線は最終回、相手3番手・アルバラデホに対し、先頭の5番・フェルナンデスが安打を放ち、さらに死球と安打から2死満塁とします。ここで1番・片岡が意地の中前適時打を放ち、1対10。最後まで諦めない「勝利への執念」を貫きます。しかし反撃も及ばず、交流戦最後の試合を勝利で締めることはできませんでした。
今年度の交流戦通算成績は12勝11敗1分。貯金を1つ作り、24日の大宮でのイーグルス戦から再開となるレギュラーシーズンを迎えます。気持ちを新たに「勝利への執念」をたぎらせ、リーグ優勝に向けて再びスタートを切りましょう!!
渡辺監督コメント
牧田はいつも良い時ばかりではないからね。
打線は銀仁朗があの場面でなんとか打ってくれれば良かった。牧田のところで代打を出すわけにはいかないからね。
交流戦はできればもう少し貯金をしたかった。レギュラーシーズンに戻るけど、仕切り直して打順、ピッチャーを考えていきたい。