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2011.06.03 FRI
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vs中日 第3回戦

エース・涌井の胸のすくような好投で勝利を呼び込んだ前回の試合。今日の試合では、先発・牧田の相手打線を幻惑するような投球が期待されます。

打線は敵の先発・吉見から2回、3回と続けて得点圏に走者を進めますが、後続が封じられて先制点を奪うには至りません。

一方の牧田も走者こそ出すものの、落ち着いた投球で相手の攻撃を退ける上々の立ち上がりを披露。序盤は両投手の意地がぶつかり合う展開となります。

4回、4番・中村が2打席連続で二塁打を放ちチャンスメーク。すると、続く5番・フェルナンデスが適時打を放ち1対0。待望の先制点を奪います。

先制点をもらった牧田は5回、社会人野球時代の同僚・野本に三塁打を打たれ、この試合初めて得点圏に走者を背負います。しかし、ペースを崩されることなく巧妙な投球術で後続を断って、このピンチを脱出。

しかし6回、牧田は荒木に二塁打を打たれると、犠打を決められて3塁に進まれます。ここで堂上剛に適時二塁打を喫し、1対1の同点。終盤を目前に、試合は振り出しに戻ります。

勝ち越しを目指す打線は、7回以降毎回走者を出しますが、敵の継投に阻まれて勝ち越しを果たすには至りません。一方、牧田は投球数128、被安打7、奪三振7、無四球、失点1の好内容で9回を投げ抜き、試合は延長戦に突入します。

10回、敵の2番手・浅尾から猛打賞となる安打を放った銀仁朗が2塁へ進むと、1番・片岡も安打を放ち、さらに盗塁を決めて1死2,3塁と大きなチャンスを作ります。しかし、あと一本が出ずに無得点で終えてしまいます。

その裏、2番手・ミンチェがしっかりと抑えると、続く11回、敵の3番手・平井から中村が今日3本目の二塁打を放ち、代打・浅村の犠打で3塁へ進みます。ここで勝負を賭けるべく、ベンチは代打・平尾を送ります。平尾はこの期待に応え、犠飛を放ち2対1。勝ち越しに成功します。

その裏のマウンドは、3番手・岡本篤。前回登板したドラゴンズ戦のイメージを払拭するような好投で相手打線を3者凡退に料理し、激闘に幕を下ろしました。

敵地で接戦を制するのは、チーム力が上向いている証です。この調子を維持して、明日の試合でも勝利を目指しましょう!

-今日のヒーローは貴重な決勝犠飛を放ちました平尾選手です!

-1対1という試合展開で、チャンスで回ってきました。どんなお気持ちだったのでしょう?

(平尾)牧田がいつも頑張っているときに点が取れず、苦しい展開になりました。今日も何度がチャンスがあったのですが、点が入りませんでした。しかしみんな粘っていたし、僕にチャンスを作ってくれるので、ランナーをかえすという気持ちだけです。

-今年も頼もしい活躍ですね?

(平尾)若いチームの中で野手最年長ですし、監督もいいところで使ってくれるので、期待に応えるだけです。

-交流戦でチームも乗ってきたのではないですか?

(平尾)最初は調子が悪かったんですけど、今になっていい感じになってきているので、このままいい内容のゲームをしながら接戦をものにできれば、チーム力も上がってくると思います。

-今日はホークスが敗れました。交流戦の優勝も見えてきてます。意気込みをお願いします。

(平尾)相手チームよりもまずは自分たちの戦いをして、一つ一つ勝っていければ、順位も上がってくるし、チームもいい状況にいくので、みんなで頑張りたいと思います。

渡辺監督コメント

こういう試合を勝つ粘りが出てきた。

昨年は、延長でやられてしまうことが多かった。

今年のキャンプはこの粘りを出せるような練習をしてきた。

浅村の送りバント、ヒロシ(平尾)の犠牲フライ。

プレッシャーのかかるところでしっかりと良い仕事をしてくれた。

10回の攻撃で何とか点をあげて、牧田に勝ちをつけさせたかったけど・・・

でも、牧田は、10年以上この世界で飯を食っているようなマウンドさばきで粘り強く投げてくれた。

篤志(岡本)は、前回の嫌な逆転があったから、プレッシャーがあったと思うが、よく頑張ってくれた。

先頭打者を抑えたのが良かった。

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