

vs東北楽天 第4回戦
昨日はミンチェの自身9年ぶりとなる見事な完封勝利。チームも2試合連続の完封勝利と上昇ムードとなってきました。今日の試合は先発に帆足を送り、3試合連続完封、そしてチーム4連勝を狙います。
打線は初回から制球力の定まらない相手先発・菊池の立ち上がりを攻め立てます。3つの四死球で満塁とすると、2死から6番・フェルナンデスが押し出し四球を選び1対0。昨日に引き続き、幸先良く先制に成功します。
3回には先頭の4番・中村に4月24日以来となる7号ソロ本塁打が飛び出します。「追加点が取れて良かったです」と話す一発で2対0。さらにフェルナンデスの二塁打から、7番・浅村の敵失、8番・大島の四球で1死満塁とすると、代わった2番手・美馬から9番・銀仁朗の遊ゴロの間に1点を追加。3対0と試合序盤を有利に進めていきます。
一方の先発・帆足は持ち前の打たせて取る投球を披露。味方守備にも好守が生まれるなど、4回まで許した安打はわずか1本。リズム良く投げ込み、凡打の山を築いていきます。
帆足援護のためにも追加点を奪いたい打線でしたが、5、6回といずれも3者凡退に打ち取られてしまいます。
すると6回裏、帆足は中島に1号ソロ本塁打を打たれ3対1。このカードで初めて得点を奪われますが、後続を冷静に切って取り、この回を最少失点で切り抜けます。
リードを保ったまま迎えた9回の攻撃。先頭の1番・片岡が左前安打で出塁し、2番・栗山がきっちり犠打を決め得点圏に走者を送ります。この好機に中村がエンタイトルとなる中越適時二塁打で応え、4対1と貴重なダメ押し点を奪います。
帆足は8回を108球、被安打8、奪三振4、無四球、失点1と安定した投球内容で、最終回のマウンドを岡本篤に託します。岡本篤は9回を打者3人で締めて試合終了。帆足の好投に打線も応え、好守も随所に見られる、まさに投打のかみ合った試合運びで、見事今季初の4連勝を飾りました。
明後日からはQVCマリンでのマリーンズ2連戦。この良い流れに乗って、勝ち星を積み重ねていきましょう!!
今日のヒーローは8回1失点の好投を見せた帆足投手です!
-8回1失点で無四球の好投。まずはこの結果をどう受け止めていますか?
(帆足)とにかく勝ってチームが連勝できたことが良かったです。
-今日はご自身ではどの点が良かったなと思いますか?
(帆足)今日は母の日だったので気持ちで投げました。
-実は2008年、去年と母の日は勝利しています。その辺の意識はあったのですか?
(帆足)今日も勝てると思い、マウンドに立ちました!
-非常に低めにボールを投げている印象を受けました。ご自身ではどうだったのでしょう?
(帆足)一発は打たれましたけど、今日は風が強かったのでとにかくゴロを打たせることを心がけていました。
-一昨日、昨日と先発陣が好投を続け今日は帆足が先発しました。自分も続こうという気持ちがあったのですか?
(帆足)牧田、許さん(ミンチェ)と良い流れが来ていたので、僕もその流れに乗っていこうと思っていましたね。
-これでチームは今季初の4連勝です。チームの雰囲気が変わってきたと感じていますか?
(帆足)みんな明るくプレーしているのは変わらないです。このまま勝っていきたいです。
-ライオンズが巻き返していく上で帆足投手の活躍が期待されていると思います。どのようなピッチングを心がけていきたいですか?
(帆足)僕のことよりも岸がそろそろ帰ってくると思うので、みんなで力を合わせて頑張っていきたいです。
-ありがとうございました。今日のヒーローインタビューは帆足投手でした!
渡辺監督コメント
序盤で点が取れて、流れが良くなっている。
帆足は先発としての役割をしっかり果たしている。
ランナーをためても、粘りのピッチングをすることができ、ばたつかず地に足を着けている。
毎回言っているが、1点をしっかり取りに行く。
だから、9回はクリ(栗山)に送りバントをさせた。
気持ちの部分をみんなに出させたかった。