

vs千葉ロッテ 第3回戦
開幕以来爆発的な勢いを発揮してきた打撃陣が、2試合連続で完封されて悔しい連敗。チームへ勢いを吹き込むべく、打棒復活が期待されます。
今季初先発の西口は、初回と2回をテンポ良く3者凡退に封じ込める素晴らしい立ち上がりを披露します。
しかし3回、金泰均に安打を許してその後得点圏へ進まれると、今江に適時二塁打を浴びて0対1。先制を許してしまいます。さらに荻野貴の適時打と井口の犠飛で追加点を奪われ、この回終わって0対3とされます。
打線は、敵の先発・渡辺俊から序盤は攻撃の足掛かりをつかむことができませんでしたが、4回、2死から3番・中島が打った打球は左翼ポールを直撃する2号ソロ本塁打。「チームが長いイニング点を取れなかったので、1点取れて本当に良かった」という中島の一発で22イニングスぶりの得点を挙げて、1対3とします。
西口は4回以降本来の投球を取り戻し、3イニングス連続で3者凡退に封じ込め、打線の反撃を信じて黙々と相手打線の攻撃を断ち切ります。
一方、打線は反撃の機会を模索しますが、中盤も得点の手がかりをつかめない歯がゆい展開となります。
7回には4番・中村が安打を放ち、この試合初めて塁上に走者を置きますが、後続が封じられて追撃点を奪うには至りません。
その裏、西口は大松に四球を与えた後に金泰均に安打を打たれると、2,3塁とされたところで2番手・長田に後を託します。長田は今江に四球を与えて満塁とした後、岡田に走者一掃となる適時三塁打を打たれて1対6。井口にも不運な適時打を喫し1対7とされ、終盤で痛い失点を喫します。
8回、7番・浅村と9番・秋山が安打を放ち、この試合初めて得点圏に走者を置きます。しかし、後が続かず追撃点を奪うには至りません。
その裏、3番手・岡本篤がマウンドに上がり相手打線を3者凡退に封じると、打線は逆転勝利を目指して最終回の攻撃に臨みます。しかし、3人で攻撃を終えて試合終了。同一カード3連敗となってしまいました。
連敗は4に伸びてしまい、苦しい状況からの脱出はなりませんでしたが、気持ちを切り替えて明日からのバファローズ戦に臨みましょう!
渡辺監督コメント
開幕から打線の調子は良かったが、この3連戦は機能しなかった。
西口はこういう流れのときに先に得点されるのは良くない。
全体的な形は悪くない。
今は、気持ちをしっかりと持って明日からの大阪で巻き返す。