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2011.04.02 SAT
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チャリティーマッチ vs福岡ソフトバンク

東日本大震災のチャリティーマッチとして行われる今日の試合。選手たちは、公式戦同様に全力プレーで試合に臨みます。

初回、先発・石井一は、四球を与えた川崎に2塁へ進まれた後、内川に適時打を打たれて0対1。先制点を献上すると、続く松中の打席では打球が体に当たる不運に見舞われます。しかし、治療を受けた後に投球を再開。気持ちを切り替えて後続を封じました。

反撃が期待されるその裏の攻撃、敵の先発・杉内から1番・片岡が安打を放ち出塁し、2番・秋山の犠打で得点圏に進みます。3番・中島が四球を選んで走者をためると、4番・中村の強振から生まれた一打は、逆転の1号3点本塁打。主砲の一振りで、3対1と逆転を果たします。

援護点をもらった石井一は、2回と3回を連続で3者凡退に封じ込めますが、4回に内川の三塁打を足がかりに1点を返されて3対2。続く5回には1死満塁のピンチを背負うと、1点を失い3対3の同点に追いつかれてしまいます。

6回からは、2番手・大石がマウンドへ。ストライクゾーンを広く使った投球で相手打線を封じ込めます。

7回のマウンドには3番手・ミンチェが上がりますが、得点圏に走者を背負ったところで4番手・松永に後を託します。松永は満塁という苦しい展開を迎えますが、粘り強く相手の攻撃をかわして無失点でこの局面を脱します。

するとその裏、先頭の9番・浅村が四球を選んだ後に盗塁を決めて得点圏に進みます。すると、2死から打席に入った中島が適時二塁打を放ち、4対3と勝ち越し。再びリードを奪います。

8回からマウンドに上がった5番手・岡本篤が要所を締めて相手打線の攻撃を抑えると、その裏には代打に送られた佐藤が1号ソロ本塁打を左翼席に運び5対3。さらに点差を広げます。

最終回には6番手・藤田がマウンドへ。相手の奇襲によって走者こそ出しましたが、動じることなく後続を封じて試合終了。

先制を許した後に逆転し、その後同点に追いつかれるも継投陣の粘りで勝ち越しを呼び込みました。来るべき開幕に向けて、チームの歯車はガッチリと噛み合っています!

渡辺監督コメント

-今日のゲームを振り返っていただきたいのですが、3対3で終盤を迎え、1点の重みが出たゲームでしたね。

(渡辺監督)今年の場合は、ボールも変わって飛ばなくなりましたからね。こういうゲーム展開が多くなる気がします。

-今日は中村選手の3試合連続のホームランで幕を開けました。中村選手の状態は監督の目にどう映ってますか?

(渡辺監督)だいぶ、状態もボールの角度も上がってきています。開幕前には万全できてくれると思います。

-投げる方では先発・石井一投手に続いて2番手でルーキー・大石投手が登板しました。このあたりはどうですか?

(渡辺監督)色々な選択肢がありましたが、登板間隔も開いていたので、本人と相談したら投げると言ってきたので。だいぶボールも良くなってきてますし、変化球でストライクもとれていたので、非常に良くなっていると思います。

-今日明日と初めて行われるチャリティーマッチですが、いかがでしたか?

(渡辺監督)今日は後半から天候も寒くなってきた中でお客さんが本当に熱心に応援してくれましたし、多くのお客さんに来てもらって義援金もたくさん集まったと思います。なんとか被災された方々が勇気付けられることにはなったと思うので、我々はできることを精一杯やっていきたいと思います。

-勇気と元気を与えてくれるプレーに期待してます!

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