試合情報

前日は救援陣の好投でリードをを守り切り連敗ストップ。逆転優勝に望みをつなげるためにも、絶対に負けられないファイターズとの一戦に臨みます。

初回、ライオンズ先発･石井一は安打と盗塁などで2死3塁とされると、小谷野に中前適時打を浴び0対1と先制されます。

追いかける打線は2回、2死から7番･高山、8番･大島の連打でファイターズ先発･ケッペルを攻め立て2死1,2塁。ここで9番･細川が左前安打を放ち2塁走者･高山が本塁を狙いますが、左翼手･森本の好返球に阻まれ得点には至らず。

しかし3回、1番･栗山が内野安打で出塁し、犠打で2塁へ進塁。2死後に4番･フェルナンデスが中前適時打を放ち1対1の同点に追いつきます。さらに4回にはファイターズ2番手･ウルフから5番･中村が「少し詰まり気味だったが、良い押し込みができた」という2試合連続の24号ソロを左翼席へ放ち2対1と勝ち越します。

援護を受けた石井一はその裏、二塁打と四球で1死1,3塁とされると、飯山に右前適時打を打たれ2対2の同点。なおも得点圏に走者を背負うと、田中賢の中前適時打で2対3と逆転を許します。その後、2死満塁の場面で2番手･小野寺が登板。小野寺は小谷野を打ち取りピンチを切り抜けると、続く5回は3者凡退に仕留め追加点を許しません。

すると6回、1死から中村が2打席連続となる25号ソロを放ち3対3。主砲の一発で再び同点に追いつきます。

7回には1死から栗山･阿部の連打と四球で満塁のチャンス。しかしファイターズ4番手･建山の前に後続が封じられ無得点に終わります。

その裏からは3番手･岡本篤が2死から得点圏に走者を背負いましたが、後続を打ち取りピンチをしのぎます。一方の打線は8･9回と安打で放つも、相手救援陣の前に得点を奪えません。

9回裏には4番手･シコースキーがマウンドに上がりますが、安打と死球で1死1,2塁とされると、糸井に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴び3対4でサヨナラ負け。この結果、ホークスのリーグ優勝が決定し、ライオンズの2位が確定してしまいました。

最後にまさかの結末を迎えて敗戦。非常に悔しい試合となりました。しかし、リーグ優勝は逃しましたが、まだシーズン最終戦となる29日のイーグルス戦が残っています。クライマックスシリーズでホークスにこの借りを返すためにも、最終戦に勝利し良い形でレギュラーシーズンを締めくくりましょう!

何とか最後まで勝って、相手にプレッシャーを与えたかった。先に負けて結果が出てしまったので残念だ。このところ、競ったゲームでの勝てるゲームを落としてきた。

一番近くまで来ていたのに結果を出さなくてはいけないのに優勝できなかった。自分自身も責任を感じている。

もう、気持ちを切り替えてクライマックスシリーズに集中していきたい。神戸･福岡のロードでああいった戦い方をしてしまったのが痛かった。

今年のホークスはパ・リーグで一番バランスが取れているチームだった。試合終了後のミーティングでは今日の結果を次のステップにしていこうと話した。