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2010.09.10 FRI
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vs 千葉ロッテ 第22回戦

昨夜のゲームでは好調の打線が沈黙し敗れたライオンズ。今日からは今後のペナントレースを占う意味でも大事な3連戦が始まります。3ゲーム差で追いかけてくるマリーンズとの初戦を制すべく、マウンドには幾度もチームを窮地から救った西口が上がります。

西口は初回を3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せますが、2回、3回は走者を許す展開。しかし、いずれも併殺を奪って隙を与えません。

打線はマリーンズ先発・成瀬から作った初回のチャンスは逃しますが、3回、先頭の8番・阿部が四球で出塁し犠打で2塁に進むと、片岡の適時内野安打で1対0。手堅い野球で先制に成功します。

先取点をもらった西口でしたが、続く4回、西岡に四球を与えるなどして無死1,2塁のピンチとすると井口に同点の適時打を打たれ1対1。さらに福浦、今江と2者連続本塁打を許して1対5と点差を広げられてしまいます。

今日も劣勢を強いられる展開となりましたが、ここから「逆襲の獅子」の大反撃が幕を開けます。

5回、7番・坂田の二塁打などで無死1,3塁とすると、1番・片岡の犠飛で2対5。さらに6回、内野安打で出塁した3番・中島を1塁に置き、4番・フェルナンデスが右翼席へ運ぶ8号2点本塁打を放って4対5。さらに5番・中村も2者連続となる18号ソロ本塁打を放ち、5対5と一発攻勢で同点に追いつきます。

直後の7回に1死1,2塁から西岡の2点適時三塁打で5対7と勝ち越し点を献上してしまいますが、その裏、細川、片岡の連打などですぐさまチャンスを演出。ここでフェルナンデスの適時二塁打で6対7とし、さらに中村の2打席連続となる19号3点本塁打で9対7。怒涛の攻勢で試合をひっくり返します。

8回には福浦にこの試合2本目となる13号ソロ本塁打で1点差とされますが、その裏2人の走者をため、片岡が11号3点本塁打を放って12対8。「勝ちたいという執念がバットに乗り移りました」と語る貴重なダメ押し弾でマリーンズを突き放します。

4点リードの最終回のマウンドには守護神・シコースキー登場。力で押して相手の反撃をねじ伏せ、大事な3連戦の初戦を制しました。

完封負けの鬱憤を晴らすかのごとく打線が爆発し、一発攻勢で大逆転勝利。敗れた2位・ホークスとのゲーム差も2.5となりました。明日の先発マウンドにはエース・涌井が登板。ホームで8勝を挙げている右腕に必勝を託し、ホークスとの差をさらに広げたいところです!

今日のヒーローは2打席連続ホームランの中村選手です!!

今日のヒーロー中村1
今日のヒーロー中村2

-ナイスバッティングでした。

(中村)ありがとうございます。

-まずは1本目から振り返っていただきたいのですが、どこまで飛んだかわかりますか?

(中村)全然見ていないのでわかりません。

-西武ドームの左中間の通路まで行きました。大きな一発でしたね。

(中村)そうですね。打った感触が良かったので。飛距離は別にいいです。

-久しぶりに西武ドームで一発を打ったご気分はいかがですか?

(中村)あんまり打ってないので気持ちいいです。

-2本目のことを聞きたいのですが、見事な逆転アーチでした。

(中村)負けていたので、ここは一発いきたいなと思っていたので良かったです。

-あの逆転ホームランを打った瞬間に右手を高々と挙げました。

(中村)感触が良かったので、ついつい挙がっちゃいました。

-チームは最近逆転勝ちが続いていますが、チームの勢いはいかがですか?

(中村)点を取られても諦めないで戦っているので、そういう気持ちが逆転に繋がっていると思います。

-最後にファンの皆さんに熱いメッセージをお願いします。

(中村)残り試合は少ないですけど、全部勝つつもりでいきます!!

渡辺監督コメント

どっちに転ぶかわからない中で、うちの選手の気持ちが出て、「ここ!」というときに自分の持っているものを出してくれました。

1点先制した後、ビッグイニングを作られて状況的に良くない中で、何とか1点でも取っていけたことが大きかったです。ランナーを貯めたところで効果的な一発も出ましたので、選手の気持ちや意地が凝縮されていたと思います。

初戦を取ったことは大きいです。残り少ない試合数の中で、勝てるゲームは取っていかないといけないです。今日は序盤劣勢でしたけど、みんな何とか崩そうという気持ちがあらわれていました。

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