• FCログイン

閉じる

  • Lions
  • FCログイン
2010.08.29 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
1
0
0
0
2
0
0
0
0
1
1
0
0
0
3X
R
H
3
6
5
12

vs 東北楽天 第18回戦

昨日は終盤同点に追いつき、12回に及ぶ死闘に持ち込むも決着つかず。しかし連敗脱出へ向けての手応えをつかみ、今日の試合に臨みます。ライオンズ・クラシック 2010の最終戦、太平洋クラブライオンズのOBが見守る中、連敗ストップへ向けてのマウンドには帆足が上がりました。

帆足は初回から打たせて取る投球が冴え、相手打線を3回まで1安打に抑えこむ快投を披露。潮崎コーチも「連敗を止めるんだという気持ちが表れている」と目を細める内容を見せます。

しかし4回、2死から山崎武に24号ソロ本塁打を浴びて1点を先制されてしまいます。

一方の打線は3回までにイーグルス先発・田中から4本の安打を放つも得点には至りませんでしたが、先制された直後の4回裏、先頭の3番・中島が放った当たりは右翼席最前列に飛び込む15号ソロ本塁打に。主砲の一打で、すぐさま同点に追いつきます。

さらに5回には先頭の9番・阿部が安打で出塁。犠打で2塁に進塁すると、2番・栗山が中前に鋭くはじき返す適時打を放ち2対1。勝ち越しに成功します。

援護をもらった帆足は、その後も威力十分の直球に切れの良いパームを織り交ぜて6回も無失点に封じます。

7回、先頭に四球を与え、その後2死1,3塁とされたところで2番手・小野寺に後を託しますが、小野寺は後続をきっちりと断ち切りピンチをしのぎます。

しかし8回、土肥、藤田とつなぎ逃げ切りを図りますが、2死満塁と一打逆転のピンチ。ここでルイーズに2点適時打を浴び、2対3と終盤に手痛い一打を献上してしまいます。

嫌な流れのまま迎えた最終回でしたが、先頭の5番・フェルナンデスが猛打賞となる安打を放つと、相手の拙守にも乗じて1,2塁。ここで連敗中も全力で戦い続けたライオンズに勝利の女神が微笑みます。8番・上本が相手の4番手・小山の直球を振り抜くと、打った瞬間にそれと分かる打球は右中間席へ飛び込む、4号サヨナラ3点本塁打。劇的な幕切れで連敗を脱出し、ライオンズ・クラシック 2010の最終戦を白星で締めました。

“赤い旋風”の名のごとく見事な逆転勝利で長いトンネルを抜け出し、渡辺監督も「今日のゲームがターニングポイントになる」と語る大きな一勝をつかんだライオンズ。明後日31日からは前橋、大宮、西武ドームと続く移動ゲームを迎えます。今日生み出した勢いに乗り、ここから再び首位再浮上を狙いましょう!!

渡辺監督コメント

上本は良く打ってくれた。今日はウチが押している展開だったし、こういうゲームは勝たなければいけなかったので、最後は良くチャンスを作って、上本が良く決めてくれたと思います。

最終回もバントを失敗して嫌な感じにはなったけど、何とかカバーしていくという気持ちが出て、それが上本のホームランに繋がったと思うし、上本はああいう場面で打ち損じることなく良く打ってくれたと思います。

今日の帆足は良かったと思います。序盤にチャンスがあったので、もう少し点が取れれば良かったけど、良く1点で粘ってくれたと思います。

太平洋クラブ時代の、我々の先輩達が観に来てくれていたので、今日良い試合をして連敗を止めたかった。結果的に良いゲームができたし、今日のゲームがターニングポイントになると思います。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート