試合情報

昨日の試合では終盤に追いつくも、直後に勝ち越しを許し敗戦。5連敗中の流れをなんとか断ち切りたい今日のマウンドには、前回登板で6回無失点と好投した西口を送ります。

打線は、初回からマリーンズ先発･唐川を攻め立てます。先頭の1番･片岡が内野安打で出塁すると、すかさず今季51個目の盗塁を決めてチャンスを広げます。ここで3番･中島が適時打を放ち1対0。「先制点が取れて良かった。これからもこつこつと点を取っていきたい」という中島の言葉通り、幸先の良いスタートを切ります。

援護をもらった西口は、初回、2回といずれも走者を背負いますが、後続を封じ立ち上がりを無失点に封じます。

3回には先頭の片岡が2打席連続となる内野安打を放ち出塁すると、自己最多となる52個目の盗塁を決めるなど積極的な走塁をみせ3塁に進みます。しかし、後が続かず得点には至りません。

直後の3回裏、西口は2死から安打と四球で得点圏に走者を置きますが、4番･金泰均を三振に封じてこのピンチを脱します。

追加点を奪いたい打線は4回、2死から高山が2打席連続となる二塁打を左中間へ運びますが、ここも唐川を捉えきれず追加点を奪えません。

すると5回、西口は2者連続三振を奪いますが、西岡･今江に連打を浴びると、続く井口に適時打を放たれて1対1と同点に追いつかれます。さらに金泰均に四球を与えて満塁のピンチを招きますが、後続を断ってここを最少失点で切り抜けます。

続く6回、西口は安打と四球で無死1,2塁と再びピンチを迎えると、2死を奪ったところで2番手･岡本篤に後を託します。岡本篤は四球を与えて満塁としますが、今江を抑え勝ち越し点を与えません。

尻上がりに調子を上げる唐川の前に、打線は5回から3イニングス連続の3者凡退に封じ込められます。

勝ち越し点を奪えないまま同点で迎えた8回裏、4番手･長田は、安打と四球で無死1,3塁のピンチを招きます。すると1死から清田に左飛を打たれると、レフト･大島が懸命に返球しますが及ばず、1対2と勝ち越しを許します。

最後は相手守護神・小林宏の前に3人で抑えられ、初回以降得点を奪えないまま試合終了の瞬間を迎えました。

連夜の接戦を制すことが出来ずチームは6連敗。明日からは本拠地西武ドームに戻っての戦いとなります。苦しい戦いが続きますが、ホームの声援を背に何としても勝利を奪い取りましょう!

流れが変わるポイントが何回かあったけど、流れを引き寄せられない。

気持ちの部分もあるし、勝負根性が足らない。序盤に相手をとらえきれていない。攻めきれていない。

西口は何とかゲームを作ってあそこまで良く投げたと思う。