

vs 福岡ソフトバンク 第15回戦
今日は前半戦最終戦。昨日好投の野上を打線が援護できずに3連敗となった嫌な流れを断ち切るためにも、チーム一丸となって白星をつかみたいところです。先発のマウンドには前回自身初の完封勝利を挙げて“赤い旋風”を巻き起こした平野が上がります。
打線は初回、先頭の片岡が今季9号ソロ本塁打を右翼席へ放ちます。「3タテを食らうわけにはいきません」と意気込んだ今季5本目の先頭打者弾で、幸先良く1点を先制します。
2回には相手の失策などで3塁に走者を置くと、9番・細川が2ストライクからスクイズを決行。これを見事に成功させて2対0と追加点を挙げます。
初回を無失点に抑える立ち上がりを見せていた平野でしたが、2回裏に先頭の多村に二塁打を打たれると、松田に適時二塁打を浴びて1点を返されてしまいます。さらに3回には、1死2塁からオーティズに今季22号2点本塁打を浴び、2対3と逆転を許します。
さらに5回にも2番手・岡本篤がオーティズに2打席連続本塁打となる今季23号ソロ本塁打で1点を追加されて2対4。一方の打線は3回から5回まで毎回得点圏に走者を進めますが、効率の良い攻撃をすることができず、無得点。ホークス先発・小椋を攻めあぐねてしまいます。
しかし6回、2番手・攝津に対し、2死1塁から「なんとかしてやろうと強い気持ちでいきました」と語った片岡がこの試合2本目となる今季10号2点本塁打を左翼席に運び、4対4の同点に追いつきます。
終盤8回、1死から7番・坂田が二塁打を放ち、その後タッチアップで3塁へ進塁。しかし後続が封じられ、勝ち越しのチャンスを逃してしまいます。
9回も両チームともに3者凡退に倒れて決着がつかないまま、試合は延長戦へ。迎えた11回に打線が3者凡退に抑えられてしまうと、その裏、1死1塁からペタジーニにサヨナラの今季5号2点本塁打を右翼席へ運ばれてしまい、試合終了。前半戦最終戦を白星で締めくくることが出来ず、4連敗を喫しました。
悔しい終わり方となってしまいましたが、ライオンズは前半戦を終えて53勝41敗と首位をキープしています。27日から始まる後半戦では、ホーム・西武ドームに2ゲーム差で追ってくる3位・マリーンズを迎え撃ちます。オールスター期間中に気持ちを切り替え、後半戦では首位の貫禄を見せて、王座奪還への歩みを進めていきましょう!!
渡辺監督コメント
こんなこと言うのは何だけど、いい試合ではあったね。
うちは早め早めの継投でいったんだけどね。
序盤に小椋君を攻略できなかったのが痛かった。ホークスの後ろのピッチャーは良いので序盤からリードし
ていかないとね。
ヤス(片岡)は良く打ったし、流れとしては次の攻撃だった。そこから点が入らなかった。
このところ相手の先発を崩せないでいる。
後半戦は切り替えていきます。