

vs 福岡ソフトバンク 第13回戦
昨日の試合では序盤から失点を積み重ねて敗戦。連勝は4でストップしてしまいましたが、今日から前半戦最後のカードとなる、2位・ホークスとの首位攻防戦です。37年ぶりに福岡に戻ってきた「太平洋クラブライオンズ」の赤いユニフォームを身に纏い、闘志を燃やす許がマウンドに上がりました。
その許は初回から先頭の川崎に安打を許すなどして得点圏に進められると、オーティズに適時打を放たれて0対1と先制を許します。2回には2死満塁から本多に適時内野安打を打たれてしまい、追加点。リズムをつかめない許は3回にも1死から3連打を浴び、0対3とされます。
一方の打線は3回までホークス先発のホールトンに2安打に封じられて得点圏に進むことが出来ずにいましたが、4回、先頭の3番・栗山、4番・中島の連打で無死1,3塁のチャンスを作ると、続く5番・ブラウンの併殺打の間に1点を返し、1対3とします。
これ以上点を与えたくない許でしたが、5回にホークス打線につかまり、1死からペタジーニの安打を皮切りに3連打を浴びて1対4。代わって登板の岩崎も適時打に味方の失策が絡むなどして3点を許し、1対7と苦しい展開に。
すぐさま反撃を開始したい打線は、6回に先頭の1番・片岡が二塁打を放つなどして3塁へ進み、「なんとかランナーを還せてよかったです」という栗山の適時打で生還して2対7と1点を返します。
しかしその裏、岩崎が無死1塁から代打・松中に今季7号2点本塁打を右翼席へ運ばれ、2対9。7回にも3番手・谷中が2点を追加され、2対11とリードを広げられてしまいます。
打線は8回に1死から栗山の四球、中島の通算1000安打まであと1本と迫る二塁打でチャンスを生み出し、6番・フェルナンデスの2点適時二塁打で4対11。最終回も星の二塁打と2四球で2死満塁の大チャンスを作るも、後続が抑えられて試合終了。4回と8回以外は得点を奪われ、前半戦最終カードの初戦は白星で飾れませんでした。
首位攻防直接対決の初戦を落としてしまいましたが、明日は地元・福岡での先発登板となる野上が、今季自身先発初白星を飾るべく、マウンドに上がります。対する相手のエース・杉内を打線が打ち崩し、野上を援護して連敗をストップさせましょう!!
渡辺監督コメント
いちばんやっちゃいけないゲームだった。
先発がゲームを作らないといけない。先制点を与えた後も毎回失点していたらこうなるね。しっかりしてほしいと思う。
平野のようにチャンスをものにしている選手もいる。ミンチェはローテーションピッチャーだから、もっとしっかりしてほしい。