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2010.07.14 WED
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vs 北海道日本ハム 第14回戦

昨日は中盤以降突き放され、前半戦最後の9連戦の初戦を落としてしまったライオンズ。交流戦終了後に18勝4敗と上位に切り込んできたファイターズ相手に、これ以上の連敗は避けたいところ。今季5度目の先発となる野上がマウンドに上がりました。

その野上は初回、無死2,3塁のピンチを招くと、小谷野に犠飛を打たれて0対1。続く2回にも、先頭の陽を不運な内野安打で出塁させてしまうなどして2死3塁とし、田中賢に適時打を右前に運ばれて0対2とリードを許してしまいます。

野上を援護したい打線は3回裏、ファイターズ先発・八木に対し1死から1番・片岡が中前へしぶとく運び出塁。片岡はすかさず盗塁を仕掛け、今季39個目の盗塁を成功させ2塁に進みます。すると今日2番に入った平尾が適時二塁打を放ち、1対2と1点差に詰め寄ります。

さらに6回裏、「初球から積極的にいこうと思っていました。しっかりととらえることができました」とコメントを残した代打・石井義の打球は、そのまま右中間席中段に飛び込む4号ソロ本塁打となり、2対2と同点に追いつきます。

一方のライオンズ投手陣も、5回途中から登板の2番手・岡本篤が安打を許さない見事な投球で6回、7回と相手に得点を与えず。8回から登板した3番手・長田も2死2塁のピンチを招きますが、金子誠から空振り三振を奪って役目を果たします。

試合は2対2の同点のまま終盤を迎え、9回表、この回から登板した守護神・シコースキーが2死満塁とピンチを招いてしまいます。ここで渡辺監督が自らマウンドに歩み寄り檄を飛ばすと、シコースキーはその激励に応えて坪井を見逃し三振に抑えます。

その裏、歓喜のシーンが訪れます。先頭の4番・中島の死球、5番・ブラウンの安打で無死1,2塁。続く6番・フェルナンデスの当たりは併殺かと思われましたが、ブラウンの好スライディングが併殺崩れを呼び込み、7番・坂田も死球で出塁して1死満塁と絶好のチャンスを生み出します。ここで迎えた8番・高山の鋭い当たりは相手の失策を誘い、今季4度目のサヨナラ勝ちを決めました。

公式戦観客動員数100万人を記録した試合で、気迫を見せてファイターズ戦の連敗を4でストップ。両リーグ最速で50勝に到達し、2位・マリーンズとのゲーム差も3に広がりました。平野が先発する明日も勝利し、前半戦最後の山場となる9連戦最初のカードを勝ち越したいところです!

今日のヒーローは見事な同点ホームランの石井義選手です!!

今日のヒーロー石井義1
今日のヒーロー石井義2
今日のヒーロー石井義3

-今日はベンチスタートでしたが、良い場面で代打の打席が回ってきましたね。

(石井義)そうですね。先頭ということもあったので思い切り振りにいこうと思って打席に入りました。

-手応えはいかがでしたか?

(石井義)上がりすぎたので、入るとは思いませんでした。

-石井義選手の1発で同点に追いついて、1点を争うゲームになりました。どんな思いでベンチで見ていましたか?

(石井義)昨日は自分のエラーで負けてしまったので、今日は勝ちたいなという思いでベンチにいました。

-今日は早くからグラウンドに来て、特守を受けて、バッティング練習をして、その練習の成果がチームの勝利に繋がりましたね。

(石井義)そうですね。練習の結果が出たので良かったです。

-今日の勝利でチームは両リーグを通じて50勝一番乗りとなりました。

(石井義)やっと50勝なので、これからどんどん勝ちを積み上げていきたいなと思います。

-最後にファンの方にメッセージをお願いします。

(石井義)9連戦の残り7試合を、とにかく全力で頑張るので、応援よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

なんとかみんなで繋いでいった結果だと思います。

9回裏の攻撃があるので、シコースキーには思い切って腕を振れと伝えました。
9回裏、先頭の中島が死球で塁に出て、ベンチも盛り上がってきましたし、先頭打者の大事さというのが改めて分かりました。

野上は1・2回は要所要所コースをつこうとしてボール気味になってしまいました。
早めに追い込んでカウントを作って、そこからの勝負するのが野上本来のピッチングで、3・4回とそういうピッチングができたと思います。

岡本篤は中継ぎの中では一番調子が良いピッチャーなので、あそこを0点に凌いで後は繋いでいければ良いゲーム展開になるかなと思っていました。

久しぶりのスタメンの上本が思い切った配球で素晴らしいリードをしてくれたと思います。

石井義の一発はチームに勇気を与えてくれる一発だったと思います。

9連戦の頭、大事な位置付けをしていたゲームで大敗してしまい、自分の中でも今シーズン一番悔しいくらいな負け方をしたので、今日は選手がきっちりそれに応えてくれ良かったと思います。

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