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2010.05.27 THU
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vs 阪神 第2回戦

昨日の試合では少ないチャンスを生かすと、終盤のピンチを継投で乗り切り貯金を14に伸ばしたライオンズ。今日勝利すると他球場の結果次第では、交流戦首位に躍り出るという大事な試合のマウンドに、今季6勝目を狙う涌井が上がります。対するタイガースはフォッサムです。

序盤から攻勢を仕掛けたい打線は初回、先頭打者の片岡が安打を放って出塁し、盗塁で得点圏に進みます。1死から「初回にチャンスが回ってきて、昨日は打ってない分、今日は打とうと思って打席に入りました」という3番・中島が三遊間を破る適時打を放ち、1対0と先制に成功。さらに4番・中村が四球を選ぶと、2死から6番・高山にも適時打が飛び出し1点を追加します。

援護をもらった涌井でしたが、初回を3者凡退に封じるも2回に1死からブラゼルに16号ソロ本塁打を浴びてしまい、2対1と1点差に詰め寄られます。

追加点を奪いたい打線は4回に先頭の高山が二塁打で出塁し、続く7番・平尾が犠打を決めて1死3塁。ここで8番・細川がスクイズを決めて1点を追加。3対1と再びリードを広げます。

涌井はその裏、先頭のマートンに安打を放たれると、1死後からブラゼルに二塁打を打たれて1死2,3塁とされます。しかし城島、葛城をキッチリと打ち取り、このピンチをしのぎます。

その後も涌井は落ち着いた投球を見せ、7回までタイガースに追加点を許しません。8回に1死から3者連続四球を与えて1死満塁とされますが、新井を併殺打に打ち取って今日一番のピンチを切り抜けます。

すると9回、先頭の細川がいきなり4番手・渡辺から三塁打。1死から片岡が四球を選んで1,3塁とチャンスを広げると、栗山の凡打の間に相手の失策も絡んで1点を追加。続く中島が今日2本目の適時打、さらに佐藤の犠飛で6対1と突き放します。

最終回は2番手・星野と今日1軍登録された3番手・大沼が無失点に抑えてゲームセット。連勝を3に伸ばしました。

涌井は8回を投げて134球、被安打5、奪三振7、与四死球4、失点1という内容で今季6勝目。一方打線は中島の2本の適時打、片岡の2安打2盗塁、高山の3安打などで9安打6得点。そつのない攻撃で涌井を援護しました。

今日の勝利で貯金を今季最大の15とし、2位・マリーンズが敗れたためゲーム差は2.5。この勢いのまま土曜日からの西武ドームでのジャイアンツ戦も連勝を狙いましょう!

今日のヒーローインタビューは今季6勝目を挙げました涌井投手です!!

-おめでとうございます。

(涌井)ありがとうございます。

-今日、ご自身で良かった点、試合中に修正しながら良くしていった点を教えていただけますか?

(涌井)調子は良い方だったと思うんですが、ピンチで低めに投げられたのが勝った要因だと思います。

-8回に1アウト満塁、4番・新井を迎えた場面、どんな心持ちで勝負にいったのですか?

(涌井)自分で作ったピンチだったので、絶対抑えたくて最高でゲッツーというのが頭にあったので、本当に思い通りになってすごく良かったです。

-打線も初回から点を取って、良い流れで序盤から中盤、それから試合終了までゲームを運べましたね?

(涌井)初回に点を取ってもらえると、ピッチャーは非常に楽になるので今日は楽に投げさせてもらえました。

-甲子園でのピッチングというのは、いかがでしたか?

(涌井)去年はそんなに良くなかったんですけど、今年すごく良いピッチングが出来たので、投げやすい球場ですね。

-交流戦が通算15勝目とトップタイになりましたが、交流戦に対して心持ちや意気込みに違いがありますか?

(涌井)あまり変わりはないですけど、セ・リーグの球場になるとピッチャー対ピッチャーの対決があるので、楽しみにしてやっています。

-プロ野球ファンの皆さんは今年のライオンズは勢いではなくて強いぞと見ていますが、チームの中にいる涌井投手としてはどのように受け取っていますか?

(涌井)後ろのピッチャーが安定してるし、先発ピッチャーも非常にいいですし、バッターとの兼ね合いも出来ているので、本当に強いと思います。

-これからも涌井投手の活躍、チームの快進撃に期待しています。

(涌井)頑張ります。

渡辺監督コメント

涌井はボール自体悪くなかったけど、少し慎重になりすぎたのかな。
ランナーを出して、低目をついて併殺打に打ち取った所は評価できるね。

打線は序盤に点が取れてペースを握れた。
細川へのスクイズは誰が見ても有り得る場面。追い込まれる前にサインを出した。

一通りセ・リーグと対戦したけど、戦えてるなと思う。
過去数年終盤に大きな連敗をしているから、これからも気を引き締めていきたい。

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