試合情報

昨日の試合では涌井の力投も及ばず延長の末悔しいサヨナラ負けを喫し、首位奪回はならなかったライオンズ。今日こそ首位に返り咲くべく、先発のマウンドには今季3勝目を狙う許がマウンドに上がります。対するファイターズはダルビッシュです。

先発の許は初回、直球と変化球を織り交ぜる投球で3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せますが、2回に小谷野の安打などで2死2塁とされると7番･陽に適時打を浴びて先制点を許してしまいます。

援護したい打線も、3回に片岡の安打と今季15個目の盗塁などで1死1,2塁のチャンスを作りますが、得点には至らず。5回には7番･石井義が四球で出塁し、その後暴投などで2死2,3塁と得点圏に走者を進め一打逆転のチャンスを迎えますが、ここもダルビッシュに抑えられてしまい無得点に終わります。

するとその直後、安打と犠打などで1死1,3塁のチャンスを作られると、田中賢の適時打で1点を追加され0対2とされます。

6回には、安打と犠打で1死2塁とされ、ここで許は2番手･星野にマウンドを託します。しかし代わった星野が稲葉に適時打を打たれ0対3。3番手･長田も1死満塁から鶴岡に犠飛を打たれ0対4と、中盤に2点を失い点差を広げられてしまいます。

何とか反撃したい打線は7回、6番･高山、7番･石井義が連打で出塁しましたが、後続が抑えられてしまい、この回も点を挙げることが出来ず。その裏さらに1点を失ってしまい、0対5とされます。

意地を見せたい最終回の攻撃、ここも高山、石井義の連打などで1死1,2塁のチャンスを作りましたが、後続が封じられてゲームセット。ダルビッシュの打たせて取る投球の前にあと1本が出ず完封負けを喫し、今季初の3連敗。首位奪回はなりませんでした。

先発の許は5回1/3を投げ、78球、被安打7、奪三振3、与四死球0、失点3と粘りの投球を見せましたが3敗目。打線は石井義が3打数3安打と一人気を吐きましたが、6安打に抑えられてしまいました。

首位奪回と6カード連続の勝ち越しはなりませんでしたが、明日からは9連戦の後半へ突入します。明日の試合でこの鬱憤を思い切り晴らし、気持ち良く所沢へ戻りましょう!

ダルビッシュも決して調子が良くなかったと思うけど、それ以上にうちの打線が調子悪い。
相手にプレッシャーを与えなくてはいけないのに、それが出来ず楽に投げさせてしまった。

銘傑（ミンチェ）もゲームはつくったんだけど、その上を目指すのであれば、何とか抑えてダルビッシュと投げ合わなくてはね。

早めに継投したけど中継ぎ陣が持ちこたえられなかった。6番以降の打者を抑えられなかったのが敗因だね。