

vs 福岡ソフトバンク 第5回戦
昨日の試合は序盤に援護点をもらった岸が7回途中1失点に封じると、終盤に大量点を奪って快勝したライオンズ。首位・マリーンズとのゲーム差が1.5と縮んだ今日は、カード勝ち越し、そして3カード連続の勝ち越しを狙うべく、先発のマウンドに3月31日の対戦で勝利を挙げた石井一が上がりました。ホークスの先発は高橋秀です。
石井一は初回、安打と犠打で1死2塁とされると、松田が放った打球は2号2点本塁打となり、0対2と先制を許してしまいます。
一方石井一を援護したい打線は1回、2回と2塁まで走者を進めるものの無得点に抑えられますが、3回に先頭の9番・大崎がフェンス直撃の中越二塁打を放ちチャンスを作ると、片岡の犠打で1死3塁。ここで続く2番・原が適時打を打ち、1対2と1点差に詰め寄ります。
その後石井一は走者を出すも要所を締める粘りの投球で試合のリズムを作ります。6回には先頭の長谷川に安打を許すなどして2死1,3塁とされますが、落ち着いて後続を封じて無失点。石井一はこの回投げきったところで交代します。
7回からは2番手・長田がマウンドに上がりましたが、2死2塁となったところで雨脚が強くなったため、打者・多村のカウント2-1というところで試合が一時中断します。それから試合が再開されたのは約40分後でしたが、長田は多村をしっかり三振に封じて集中を途切れさせません。
しかし、8回裏1死からマウンドに上がった3番手・星野が安打と2つの四球などで2死満塁とされると、本多に走者一掃の3点適時三塁打を浴びてしまい1対5。さらにその後も2本の適時打で2点を追加され、1対7と引き離されてしまいます。
何とかチャンスを生み出して反撃を見せたい打線でしたが、最終回は前の回からマウンドに上がっていた馬原に対し、1死から上本が安打を放つも後続が打ち取られてしまい、試合終了。先発の石井一は6回を投げて115球、被安打7、奪三振2、与四死球4、失点2という内容で雨の中力投を見せるも、今季初黒星と報われませんでした。
打線も石井一を援護したいところでしたが、ホークス投手陣から7安打を放ちながらもつながりを見せることが出来ず、勢いを潜めてしまいました。
明日は今季2勝目を狙う西口が先発です。今日の鬱憤を晴らすべく打線が序盤から猛攻を見せて勝利をつかみ、カード勝ち越し、さらに3カード連続の勝ち越しを決めて、首位・マリーンズを追いかけていきましょう!
渡辺監督コメント
今日は打線がつながらなかったね。
一久はフォアボールを出してはいたけど何とか粘り強く投げていた。
星野は今日は良くなかった。ゲームを壊してしまったね。
雨での中断は関係ない。みんな条件は一緒だよ。
それより長田が中断をはさんでの登板になったので難しかったんじゃないかな。