

vsオリックス21回戦 京セラドーム
ライオンズ先発は岸。中5日だったが、初回から丁寧な投球でバファローズ打線を3者凡退に抑える。
2回はローズ、後藤に安打を許すも日高の当たりがセカンド正面のライナーとなり、3塁に走っていたローズは戻れずタッチアウト。無失点に切り抜けた。
3回は昨日猛打賞だった大引から始まる攻撃だったが、今日はいつもより打たせて取る投球を心がけ、またも3者凡退に抑えた。
岸は前回171球投げた疲労感も感じさせず5回も3者連続ゴロアウトに打ち取る3者凡退!さすが、8月の月間MVPを獲っただけのことはある内容を見せた。
7回も後藤、日高を連続三振に打ち取り、3者凡退。
岸はランナーを3塁に進めることなく7回を投げきり、100球、被安打4、3奪三振、18イニング連続の無失点でマウンドを降りた。
一方、昨日は2桁安打を放ちながらも2位浮上で勢いに乗るバファローズ打線に力負けしたライオンズ打線だったが、今日は勝ち気が勝っていた。
2回表、中村がレフト前安打で出塁すると、佐藤の当たりをショート・大引がファンブル。ランナー1,2塁のチャンスを作る。すると細川がレフト前適時打を放ちライオンズが先制!さらに赤田がセンター前適時打でこの回2点をあげる。
5回表は中村が真ん中高めのストレートをレフトスタンド上段に放つ!本塁打王争いをするローズの前で両リーグ通じてトップとなる第36号本塁打を放ち1点を追加した。
6回表には、細川がレフト前安打、赤田が粘って四球を選び得点圏のチャンスを作ると、片岡が手堅く送りバントを決めランナー2,3塁。このチャンスに栗山がライト前適時打!続く中島もライト前適時打を放ち、2点を追加。5対0とした。
7回表には中村が四球で出塁すると、佐藤がセンターオーバーの適時二塁打を放ち、中村の激走で追加点。赤田はレフト前適時打を放ち、5回から3イニングス連続得点で7対0と突き放した。
9回裏3番手の大沼がカブレラに第33号ソロ本塁打を浴び零封勝利はなくなるも、昨日の雪辱を果たし、7対1の快勝。
岸は18イニング連続無失点で5連勝。対バファローズも今季負けなし4連勝で、ルーキーだった昨年に並ぶ11勝目をあげた。
打線は栗山、中島、赤田、細川が3安打猛打賞の大活躍!2桁16安打、7得点のつなぐ野球で首位の力を見せつけた。
明日も京セラドームでの対オリックス戦。勝利のバトンを受け、今カード勝ち越しとしたい。
vsオリックス21回戦 京セラドーム
今日のヒーローは11勝目をあげました、岸投手です!
-おめでとうございます!
(岸)ありがとうございます!(帽子を取りファンに一礼)
-今日のピッチング、7回、100球、4安打とご自身も納得の結果ですか?
(岸)そうですね、中5日にしては。結構疲れていたんですけど野手の皆さんも一緒なので頑張りました。
-疲れていることは全く感じさせないピッチングだったと思うのですが?
(岸)力まず打たせて取って楽に投げました。
-相手は7連勝と勢いのあるオリックス打線でしたが、意識はしませんでしたか?
(岸)いや、意識はしました。
-やりにくくはなかったですか?
(岸)はい、それはないです。
-今日は女房役の細川選手のタイムリーから始まって、味方打線も早い回からたくさんの援護をしてくれましたよね。
(岸)今日は絶対負けたくなかったので、野手の皆さんの勝ちたいという気持ちが強くて、それに乗せられて僕もいいピッチングが出来ました!
-これで岸投手自身11勝と昨年の勝ち星に並びましたね。
(岸)良かったです。
-8月は月間MVPも獲りまして、首位に貢献できているんじゃないですか?
(岸)はい、なんとか。
-今日も最後まで応援してくださったファンの皆さんへメッセージをお願いします。
(岸)明日も勝ちたいと思います。明日も来てください!
渡辺監督コメント
岸は好調を維持してくれているね。今日は自分のペースで投げていけたね。
長打が今は少ないけど、単打でよくつなげていけたね。
今日は守備から攻撃のリズムが生まれていたね。今は主力がいなく大変だけでども、これだけの試合ができていければいいね。これからは今日のようにみんなで勝っていくことが大事だね。