試合情報

ライオンズ先発は5月5日以来1軍復帰、先発となるキニー。
1回鉄平にセンター前安打を許すと、高須に四球を与えランナー1,2塁となる。しかし、4番･フェルナンデス、5番リックを打ち取り無失点で切り抜ける。
2回、3回もランナーを背負うも後続を抑えて無失点。久しぶりの先発でも落ち着いて投げていた。

4回草野に四球を与えると、藤井、西村に連打を浴び1点を失う。鉄平にもセンター前タイムリー安打を許し1点差まで追い上げられた。

しかし、キニーは5回を投げ被安打6、3失点で勝ち投手の権利を持って降板した。

昨日は3安打に抑えられた打線は、初回栗山がセンター前安打で出塁すると、中島が左中間へのタイムリー二塁打を放ち先制する。

2回は後藤がレフト前安打で出塁すると、1番を任された佐藤が左中間へのタイムリー二塁打で2点目。さらには栗山もレフト前へのタイムリー二塁打を放ち、この回2点を追加する。
イーグルスの先発･青山は1回2/3を投げ、被安打4、3失点で早くも降板した。

3回はG.G.佐藤がセンターフェンス直撃の二塁打で出場すると、中村もセンターフェンス直撃の二塁打を放ち4点目を追加。ライオンズは１回～3回までに4点をあげた。

7回表、マウンドにあがったのは3番手正津。リックにレフト左への二塁打を許すと、山崎武に二遊間を破るタイムリー安打を許し、まさかの今季２失点目。キニーの勝ちが消えてしまった。

しかしその裏、先頭のG.G.佐藤が四球で出塁すると、中村がレフトオーバーの第22号2ランを放ち勝ち越し!05年の自己最多タイ記録に早くも並ぶ一打だった。

勝ち越したライオンズは8回岡本真、9回グラマンを投入。
このところ本調子ではなかった岡本真だったが、2三振を含む三者凡退!グラマンもきっちり3人で抑え試合を締めた。

貯金10、2位日本ハムとのゲーム差は3に広がった。

-ナイスバッティングでした！

(中村)ありがとうございます。

-同点に追いつかれた後すぐの攻撃でした。ちょっと嫌な雰囲気がある中、どんな気持ちでバッターボックスに入ったんですか？

(中村)先頭バッターのG.G.さんが出てくれたので、僕が打つしかないと思って打ちました。

-打った瞬間の手応えは？

(中村)ちょっとこすったんですけど、たぶん入ると思って走りながら見てました。

-ちょっとこすってあそこまで行きましたか？

(中村)太っている分、力はあるので良かったと思います。

-そして中村さん。ホームランの数が22本。シーズン半ばを少し過ぎた所ですが、自己最多タイですよ？

(中村)ありがとうございます。

-それともう一つ。ホームランダービー、これでブラゼル選手と並んで2位タイですよ。

(中村)まだ早いです。

-確かにそうですが、これだけのホームランを量産できている要因は？

(中村)やっぱりしっかり振れているのが、一番だと思います。

-夏場でも食欲は落ちていない？

(中村)ガッツリ食ってます。

-これから夏本番を迎えるわけで、中村さんの一振りにかかる期待が大きくなると思いますが、そのあたりはいかがでしょうか？

(中村)もうすぐ北京五輪があるわけで、中島さん、G.G.佐藤さんが抜けるので僕がもっとしっかりして、もっと打っていきたいと思います。

-たくさん集まってくれたファンの皆さんに、最後に一言お願いします。

(中村)まだまだ暑いですけど、太っている僕、頑張ります!!ありがとうございました。

随所に良いプレーが出たし、素晴らしいゲームだと思います。

（キニーは）ストレートはそこそこ戻ってきてますし、あとは緩いカーブでもう少し腕が振れてストライクが取れてくると、ピッチングに幅も出るし楽になれると思います。5回までの投球も全力でやってくれたし、次もちゃんとやってくれると思います。

本当に友亮が、攻撃もそうですし、一番大きかったのが5回のダイビングキャッチ。あれは本当に助かりました。栗山は前回1番で使ってみたんですけど、2番の方が機能しそうだなと思って、今日は1番を誰にしようかなと迷ってたんですけど、起用に応えてくれて良かったです。

ここのところ苦しいゲームが続いてますけども、今日は先発がしっかり5回まで投げて、リリーフ陣は本当に気合が入っていて、良かったと思います。

涌井もオリンピックに出るまであと2試合なので、完投するつもりでいって欲しいと思います。長谷部君は僕がドラフトでくじを外したピッチャーなので、なんとか攻略したいです。