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2008.07.05 SAT
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vs楽天8回戦 西武ドーム

昨年新人王争いをした岸対田中の投げ合いで始まった楽天9回戦。

岸は初回先頭の中村にセンター前ヒットを浴びるが、自らけん制アウトにし結果的に3人で打ち取る。
「念じて投げるといいと思う」という石井一のアドバイスを反芻しながら「低めにいくよに」と念じながら投げていたという岸は、2,3回を三者凡退に打ち取る。

5回はリックと高須に連打を浴び、ランナー2,3塁のピンチを背負うも、銀仁朗のバッターの意表をつく好リードにも助けられて横川、井野を2者連続三振。緩いカーブでの空振りに「銀仁朗の野球観を感じた」と渡辺監督も銀仁朗に一目置いた。

「最近ゲームが作れていなかったから最低7回までは投げたかった」という岸は、7回を投げ被安打8、6奪三振、1失点の好投。しっかりとゲームを作り楽天戦初勝利の7勝目をあげた。

8回2番手の岡本真が嶋、中村、渡辺直と3連打で満塁のピンチを作ってしまう。しかし、星野がまずは草野をセカンドゴロに打ち取ると、バトンを受けた正津はフェルナンデスを「最も理想的な形」という内野フライ、山崎武をゴロに打ち取りピンチを凌いだ。

打線は初回栗山が左中間への二塁打でチャンスを作ると、中島、G.G.佐藤、中村が四球を選んで押し出しで先制点をあげる。

4回には昨年も田中から2本塁打を打っている中村が内角低めのスライダーをしっかりと捉えてレフトスタンドに運ぶ。

7回には満塁のピンチに江藤がしっかりと四球を選んで追加点。結果的にこの3点目が決勝点となった。

最後はグラマンが無失点で抑え、リーグトップタイとなる16セーブ目。

蒸し暑い中で苦しみながらの勝利に選手たちも試合後はホッとした笑顔だった。

今日のヒーローは岸投手と正津投手です!!

今日のヒーロー、岸と正津
今日のヒーロー、岸と正津2
今日のヒーロー、正津

-今日は、相手投手の田中投手との投げあい。どんな気持ちでマウンドに立ちましたか?

(岸)マー君を全然意識しないように、ゲームを作ることだけを考えて初回から飛ばしました。

-今日のピッチングは7回1失点。しっかりとゲームを作ることが出来たんじゃないですか?

(岸)はい。ありがとうございます。ここ最近の試合は点を取ってもらって自分が点を取られてしまい野手の皆さんに迷惑を掛けてしまっていたので、今日はしっかり抑えようと思いました。

-マウンドは結構暑かったんじゃないですか?

(岸)はい。非常に暑かったです。

-これからますます暑くなりますけど、スタミナ対策はどうでしょうか?

(岸)普段と変わらず生活したいと思います。

-ファンの皆さんに一言お願いします。

(岸)今日も蒸し暑い中ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

-続いて、正津英志投手です!「これぞ中継ぎ」という投球を見せていただきました。見ていて鳥肌が立つ場面でした。どんな気持ちでマウンドに上がったんですか?

(正津)一人一人、一球一球、魂を込めて投げました。

-1点差に迫られて、なおもランナーが2,3塁にいて、まずはフェルナンデス。この時はどんな投球をしようと思ったんですか?

(正津)とにかく低めに。外野フライも打たせてはいけない場面だったので、低めに投げてゴロを打たせようかなと思いました。

-続いての山崎選手は?

(正津)中日時代からよく可愛がって頂いて凄いやりにくかったですけど、魂込めて何とか抑えました。

-これからも魂込めたピッチングを期待しています。

(正津)これからも地味に頑張ります。

-ファンの皆さんに一言お願いします。

(正津)これから暑くなりますけど、また西武ドームの方に足を運んでください。どうもありがとうございました。

渡辺監督コメント

久しぶりに投手陣が頑張って、良い形で勝てた試合ですね。

(先発の岸は)ストライク先行してましたし、緩急を使えていたんですが、まあそれは銀仁朗が久しぶりにマスク被ったんですけど、彼の好リードや大事な所での盗塁刺などは彼の野球観を感じましたね。
今日は岸も良かったですけど、やっぱり銀仁朗のリード冴えていましたね。

(8回表は)ノーアウト満塁という形を作ってしまったんですが、もうとにかく点をやらずに1つ1つアウトを取っていく継投になったんですけど、星野がしっかりアウトを取って、その後を正津が投手としては怖い打線なんですけど、フェルナンデスと山崎武を抑えてくれたのは大きいですね。

(岡本真は)今日はピンチを招いてしまいましたけど、最近の真也はずっと良かったし、信頼というのも揺るぎはないです。

(途中交代の)2人とも違和感で、ブラゼル場合は死球が当たった背中の部分で、空振りした後に違和感が出たようで、大したことはないと思います。
ヤスの場合も少しふくらはぎに違和感があるということで、大事を取って最後は休ませました。

この2連戦はマー君と岩隈ということで、それ程点が取れないというのはわかってましたし、相手のエース級を打ち負かすのはすごく大事なことだと思うんで、今日は良い投手からなんとか勝てて良かったと思います。

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