試合情報

ライオンズ先発は帆足。初回先頭の金城にレフト越えの先制アーチを浴びてしまう。
しかし、一発に目が覚めたか、それ以降は右バッターの内角をつくパームボールでベイスターズ打線を翻弄する。

ボールが荒れていたことも功を奏して、的を絞らせない投球で7回までは無失点に抑えた。

連敗を止めたいライオンズ打線は、2回中村がライトスタンドに飛び込む第16号ソロアーチで同点に追いつく。
ここ7試合で5本と一気にリーグホームラン争いに食い込んできた。

4回には中島がレフト線への2塁打で出塁すると、G.G.佐藤が振り抜いた打球はレフトスタンド上段に飛び込むリーグ単独トップの第18号2ラン!勝ち越しを決める。

さらには5回、ボカチカがレフトへの第13号ソロで4点目。

帆足のキレのある投球には十分なリードを得たと思われた。


しかし8回裏、2番の仁志にレフト前ヒットを許すと、内川にはフォアボール。
ここで一度マウンドに内野陣が集まり、帆足は一呼吸を置いた。しかし、4番村田が振り抜いた打球はそのままライトスタンドに一直線で飛び込む同点の3ラン本塁打。

完投勝利さえ意識していたところで、まさかの一発を浴び帆足は降板。悔しそうにマウンドを降りた。

10回表ライオンズ打線はホームランを放ったボカチカから始まるも3者凡退。

延長10回裏2アウトで迎えるバッターは同点アーチの4番村田。
グラマンのストレートを振り抜いた打球は、打った瞬間入ったと分かるサヨナラアーチでまさかの5連敗となってしまった。

5連敗を喫したライオンズは交流戦の負け越しが決定。

しかし、圧倒的な強さを発揮したリーグ戦に戻る前の明日、交流戦最終戦は勝って勢いを取り戻したい。

７回の帆足の打席で代打を送らなかった時点で、8回・帆足、9回・グラマンでいこうと思っていた。

同点ホームランの村田へは、狙ったところよりボールが高くいったかなと思う。

延長10回にグラマンが2アウトを取って、村田を歩かせて次の打者で勝負とも思ったが、ランナーがいるケースというもの嫌だったので勝負させた。

打線はホームランは出るが、つないでいくことができていないので、そこをなんとかしていきたい。
勝てるゲームを落としているというのが数試合あるので、明日は勝てるように頑張ります。