試合情報

先発予想の三浦が登録抹消となり、ルーキー桑原謙が急遽先発となった。

打線は、ベイスターズのルーキー･桑原謙の前になかなか打線がつながらない。
しかし、3回ブラゼルがセンターバックスクリーンに飛び込む第14号2ラン!
これが貴重な決勝点となった。


「こういう展開は予想できた」という石井一は、粘りの投球を見せる。
初回3番内川、4番村田に連打を浴びるも、5番金城を空振り三振に仕留め無失点に抑える。
2回、3回は3者凡退に仕留め、4回、5回はランナーを出しながらも打たせて取り、5回を無失点。

6回は大西、内川のヒットでこの日はじめて3塁のランナーを背負うも、「2ストライクまで取れたから三振を狙おう」と4番村田を高めのつり球ストレートで空振り三振!
金城をゴロに打ち取り、ピンチを凌ぐ。

7回当たっていなかったビグビーと野中にヒットを許したところで交代となるも、6回2/3を投げ、被安打7、7奪三振、無失点で昨年6/6からの西武ドームでの負けなし7連勝となった。

7回のランナー1,2塁のピンチは2番手･許がガッツポーズを見せる空振り三振に仕留め無失点で切り抜けると、3番手･岡本真は金城のショートゴロ間に1点を奪われるも、ベイスターズのスラッガー･村田と吉村を空振り三振!に奪う、経験が勝った投球。

そして最終回はグラマンがきっちり3人で抑え、12セーブ目をあげた。

今季6度目の3連勝で貯金は今季最多タイの15。2位日本ハムが負けたため、ゲーム差は4に広がった。

なお、ブラゼルは試合前から少し気になっていたという右ひざの違和感で途中交代。
明日以降は様子を見るということになった。

チームはいわき、ひたちなかに移動しての対ヤクルト戦。そして東京ドームでの対巨人2連戦となる。

-まずは先発、今シーズン7勝目を挙げた石井一投手です!!

(石井一)ありがとうございます。

-しっかりとゲームを作りますね！

(石井一)今日はそんなに投げてないので、あれですけど。

-それでも7回途中無失点ですよ。

(石井一)お腹がすいちゃって7回までしか投げられなかったですけど。

-できることならあと一つアウトを取って降りたかったですか？

(石井一)皆さんの前で降りることが出来て良かったです。

-6月には行ったばっかりですけど、もう7勝ですよ！

(石井一)バッターの人たちが凄い点を取ってくれるので、我慢しておけばいつかは取ってくれるというのがあるので、我慢強く投げることが出来ます。

-交流戦ちょうど折り返して7勝5敗、チームとしても良いペースですよね。

(石井一)連勝で来ていたので、なるべく連勝を止めないように気をつけました。

-続いてグラマン投手です。今日もナイスピッチングでした。

(グラマン)アリガトウ!!

-いつもいつも9回にマウンドに上がって、そしてピシッと抑える。良い仕事してますよね。

(グラマン)今日は石井投手が素晴らしいピッチングをしていたので、自分の仕事をするだけでした。

-今シーズンはナイスピッチングが続いていますが、好調の要因は何ですか？

(グラマン)自分の投げるイニングが非常に短いので、1球１球非常に丁寧に投げることを心掛けています。それが好調の要因だと思います。

-それでは、ファンの方に一言お願いします。

(グラマン)今シーズンは非常に良い試合運びをしているので、これからも球場に足を運んで、良い声援をお願いします。

-石井投手もファンの皆さんに一言お願いします。

(石井一)お世辞じゃなく、皆さんの声援が僕の力になっていると思います。ピンチの時にも頑張れコールがちゃんと聞こえてますので、また応援よろしくお願いします。

お互いに拙攻があって、なかなかチャンスをモノに出来なくて苦しい展開になりましたね。（横浜・桑原謙投手は）左手の使い方が独特でタイミングが取りにくそうでしたよね。一本出ていればもう少し楽な展開になったかもしれませんね。まぁ、こういうこともあります。

（ブラゼル選手は）いいところで一本打ってくれたので、ちょっとほっとしてます。（スクイズは）見え見えかなと思ったんですけど、僕の方で反省すべき点があるかなと思います。

ランナーを背負ったときの一久のピッチングは、他のピッチャーにも見習って欲しいところがあるし、凄く集中して投げ込んできているので、本当に柱になって頑張ってくれていると思います。（ブラゼルの途中交代については）こればっかりはしょうがないと思います。

今日は結構苦しみながらの勝ちなので、チームにとっても良い事だと思うし、明後日からセ・リーグのホームゲームということで、4試合をしっかり勝っていきたいと思います。

先発投手陣はお互いが刺激しあって、良いライバル関係を保っていると思うので、こういう時こそお互いに切磋琢磨して、お互いに磨きあって、お互いの良い所を盗んで、お互いの悪い所を反省して成長していけばいいかなと思います。