

vsオリックス11回戦 スカイマーク
母の日にライオンズは9点をあげる快勝で6連勝となった。
野手陣は中島が配ったピンクのリストバンドで試合に臨み、心をひとつにした。
初回、その中島が初球を捉えてセンターバックスクリーンに運ぶ9号2ランで先制点をあげる。
3回には栗山、中島が連続ヒットで出塁し、G.G.佐藤が初球をレフト前に弾き返し2点目をあげる。
5回には栗山、G.G.佐藤のタイムリーヒットでさらに2点。
7回には危険球退場の金子に代わり、マウンドにあがった川越から栗山が猛打賞の3安打目で出塁すると、ブラゼルのライト前タイムリーで生還。
さらには石井義、細川が連続2塁打を放ち、この回一挙4点。バファローズを突き放した。
投げては帆足がバファローズ打線を翻弄する。今日は得意の変化球よりもストレートを主体としたピッチングが冴え渡り、バファローズ打線は甘い球も見逃してしまう。
5イニングスを3者凡退、被安打5の今季2度目の完封で、負けなし4連勝をあげた。
選手たちをプロ野球選手として活躍するほど丈夫に育て上げたお母さんたちにとっても嬉しい勝利のプレゼントとなった。
なお、5回頭部にデッドボールを受け交代した中村は病院での検査の結果、左頬骨骨折と診断された。今後については様子を見て判断される。
今日のヒーローは2試合連続の完封勝利、4勝目を挙げた帆足投手です!!
-ナイスピッチングでした。
(帆足)ありがとうございます。
-初の連続シャットアウト!今のお気持ちをお願いします。
(帆足)今日も野手の皆さんがたくさん点を取ってくれたのでテンポよく投げることができて、しかも勝てて嬉しいです。
-初回の中島選手の2ランに始まって、効果的に追加点。本当に投げやすかったんじゃないですか?
(帆足)効率よく点数を取ってくれたので、僕もリズムに乗れたと思います。
-前回の完封と比べて、今回のピッチングの内容はいかがでしたか?
(帆足)自分のピッチングができていたかなと思います。
-8回、9回とランナーが3塁まで行きましたが、本当に落ち着いてましたね。
(帆足)点差があったので、1,2点取られてもいいやという気持ちで投げてました。
-ご自身では、今日のピッチングで一番良かった点はどこですか?
(帆足)細川のリードじゃないですか。
-監督も試合前、今うちで一番安定しているピッチャーじゃないかと褒めてましたよ。
(帆足・照れながら)そんなことはないかと思いますけど。
-本当に今年はいいピッチングが続いているんですが、ご自身でどこが今年は一番良いと思いますか?
(帆足)持ち味のインコース、そして外のボールがうまく使えているので、そこらへんが良い成績に繋がっていると思います。
-チームもこれで2度目の6連勝!本当に強いですね?
(帆足)はい。強いです!!
-今日は母の日ということで、野手の皆さんは中島選手のピンクのリストバンドをつけてプレーしていたのですが、ピッチャーの帆足さんはそれができませんでした。そこで、この場を借りてお母さんにメッセージをお願いします。
(帆足)お母さん。丈夫な子に産んでくれてありがとうございます。そして野手の皆さん、いつもたくさん点を取ってくれてありがとうございます。
-今日は最高の親孝行ができましたね?
(帆足)そうですね。
渡辺監督コメント
帆足は安定している。カウントを取るボール、ファールを打たせるボール、メリハリがついていて素晴らしいピッチイングでした。
打線も効果的に点を取った。栗山に当たりが出てきて良かった。
中島のホームランは、いい先制パンチだったね。初回の2点は大きかった。