試合情報

4連勝でライオンズは首位に!!

石井一久が投げると快勝する。そんなジンクスが生まれそうな開幕からの3戦3勝となった。


3回裏2アウトまでライオンズ打線は田中の得意球スライダーに翻弄される。

しかし、打者一巡して回ってきた片岡がレフトへの2ベースを放つとそこから一気に田中の乱れを誘う。

続く栗山がセンター前ヒットで片岡が生還。一気に顔のこわばった田中のボールはストライクゾーンに入らなくなり中島がフォアボール、ブラゼルにはデッドボールを与えるなど、3回だけでらしくない投球になっていった。


4回裏には今季初ヒットで出塁した石井義人を、赤田がセンターへの3ベースヒットで還し勝ち越し!!

6回裏にはG.G.佐藤、中村が連続ヒットでチャンスを作ると、石井義には田中の焦りがそのまま表れたフォアボールで満塁のチャンスとなった。
そして細川には田中も野村監督も呆然とする打撃妨害。押し出しで3点目が入った。
栗山もフォアボールでこの回2得点。7回4失点で田中を降板させた。


チームの勢いに乗じて、石井一久のピッチングには球の重さと切れが増し、4回から7回はランナーを背負うも無得点に抑えた。

8回は1アウト1，2塁のピンチを背負うも3番草野、4番フェルナンデスを連続三振!
石井一にしては珍しくグラブをポンッと叩くガッツポーズが見られた。

9回は小野寺、星野、大沼の継投で逃げ切り、勝利!!


石井一久は開幕から3連勝!チームは4連勝で、
昨年の5月3日以来338日ぶりの首位に躍り出た!!

-今日もすばらしいピッチングでした！

(石井一)はい。何とか凌げました。

-石井さんは3勝負け無しです!!

(石井一)西武ドームで皆さんが応援してくれるので、なんとか3つ勝つことが出来ました。

-石井さんが投げると負けないぞ。そういう雰囲気がありますが。

(石井一)たまたまです。

-今日の段階でライオンズは首位に立ちました!!

(石井一)おめでとうございます。

-どんな思いですか？

(石井一)まだシーズンは長いので、皆さんと一緒に戦っていきたいと思います。

-まさに石井さんが初戦の時に「一つ屋根の下で喜びを分かち合いましょう」。そんな感じですよね？

(石井一)外の桜も見えて、ちょうど良いロケーションじゃないですか。

-これからこのままいきたいですね!!!

(石井一)・・・そうですね。とにかくチーム一丸となって戦っていきたいと思います。

-続きまして選手会長・赤田選手です!!

(赤田)ありがとうございます。

-今日は良い所で良い仕事をしましたね!!

(赤田)今日は打てました。

-あの時はどんな気持ちで打席に入ったんですか？

(赤田)ここまで結果が出ていなかったので、何とか打ちたいなと。そういう気持ちだけでしたね。

-その気持ちが伝わってきましたよ。

(赤田)外野が凄い前にいて、なめられてるなと思ったので、良い当たりで越せてよかったです。

-ライオンズは首位。いつ以来か覚えてますか？

(赤田)全然覚えてないです。いつ以来ですか？

-去年の5月3日以来、338日ぶりです！

(赤田)すいません。長い間お待たせしました。

-このまま、首位のまま突っ走りたいですよね!!

(赤田)良い流れなので、このままずっといきたいですね。

-最後にファンの皆さんに一言お願いします。

(赤田)今日も暖かい声援ありがとうございます。首位ををずっとキープして優勝したいので、一緒に戦ってください。よろしくお願いします。

今日は一久がなんといっても一番踏ん張ったなと思うし、点数も小刻みでしたけど良い感じで取れたのでこっちのペースでゲームが出来たと思います。

みんなが繋ぐ意識を持ってやってくれたので、相手のミスも重なって繋がって得点出来ました。試合的にはしんどい試合でしたが後ろのピッチャーも頑張っていると思います。

後ろの岡本とグラマンが3連投しているので、この早い時期に4連投は考えられないので、出来れば一久に長いイニングを投げてもらいたかったので、8回まで最後の力を振り絞って投げてくれたので、一久に尽きますね。

首位ということで選手たちのモチベーションも上がってきていると思うし、明日なんとか勝って勢いに乗っていきたいです。