このたび、明るくチームのムードメーカーだった強肩捕手の岡田雅利選手が、今シーズン限りで現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。本人および渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行のコメントは下記のとおりです。
これまでの現役生活で一番思い出に残っている試合は、2020年9月8日(火)のオリックス・バファローズ戦で、光成(高橋)とバッテリーを組んだ試合です。8回まで無安打で、途中ピンチもありましたが、最後は山本由伸投手に投げ勝つことができてとてもうれしかったのを覚えています。
ここ数年は、リハビリ期間も長く、球団には本当に迷惑をかけてしまったと思っています。手術をして先の見えない状況から野球ができるまでの体に戻るまでサポートいただいたスタッフの皆さんにはとても感謝しています。そしてどんな時でも、ファンの皆さんの声援が僕をここまで支えてくれました。登場曲の最後に「おかだ!」と言ってもらったときの鳥肌は忘れられません。応援ありがとうございました。
岡田はチームになくてはならないスーパーサブでした。けがもあって、大変な時期を過ごしていましたが、ファームでも必死に練習をして、良い見本を見せてくれましたし、若い選手の相談にも乗りながら、時には厳しく助言するなど、多くの場面でライオンズにとても貢献してくれました。