試合情報

4連勝を狙うライオンズはマリーンズ3連戦の初戦に臨みます。自身の連敗を止めたい先発・野上は初回、2三振を奪う立ち上がりを見せると、2回には根元に安打を打たれるも続く清田を併殺打に。3回は2死3塁とピンチを迎えますが、パラデスを空振り三振に仕留めスコアボードに0を並べます。

一方、打線は2回以降、毎回得点圏に走者を置くも、あと一本が出ず先制には至りません。しかし5回に1死から1番・秋山、2番・源田の連打でチャンスを作り、3番・浅村が三遊間をしぶとく破る適時打を左前へ運び1対0。待望の先制点を挙げます。さらに続く4番・中村が外角の変化球を巧みにはじき返し、打球は右前の2点適時打となり3対0とすかさずリードを広げます。

ここまで無失点に抑えていた野上でしたがその裏、無死2塁から清田に右前適時打を浴び3対1に。それでも後続は抑え最少失点で切り抜け、勝利投手の権利を取得。6回には2死から鈴木に二塁打を打たれるも、続くダフィーを右飛に打ち取り得点を許しません。

7回からは2番手・牧田が登板。無死1、2塁とピンチを迎えますが、清田のバントを捕球するとすばやく3塁へ送球しフォースアウト。その後は後続を抑えリードを守り抜きます。8回に3番手・シュリッターが1点を失うも、最後は4番手・増田が締め3対2で試合終了。今季3度目の4連勝となりました。

-今シーズン3勝目。おめでとうございます！

(野上)ありがとうございます！

-ローテーションの組み替えもあって少し間が空いてのマウンドとなりましたが、どんな意識でマウンドにあがりましたか？

(野上)カードの頭で絶対に勝ちたいと思ったので、必死に投げました。

-6回1失点。今日を振り返ってみていかがですか？

(野上)調子自体よかったので、真っすぐで押せてよかったです。

-対マリーンズとしては2014年4月以来の勝利。今後に向けていい弾みになるのではないでしょうか？

(野上)まだまだ働いていないので、しっかり勝ちたいです。

-チームとしても連勝を伸ばしました。これも大きいのではないでしょうか？

(野上)明日の(高橋)光成ががんばってくれると思います。

-最後にスタンドのライオンズファンに向けてメッセージをお願いします。

(野上)次もがんばります！

野上は立ち上がりは決して良くはなかったけど、中盤から持ち味がでたね。
ここのところ結果が出ていなかったので、こういう時は勝ちが一番だ。

5回、浅村、中村の連打があり3点をとったが、あの場面は１、2番がしっかり塁に出て、チャンスを作ったのが大きかった。