試合情報

今カード最終戦は、初回に打線がつながりリードを奪うと、2回には秋山の8号2点本塁打で点差を広げます。その後、7回にも秋山が再びダメ押しの一発。連敗を3で止めました。

【多和田が好投しホーム初勝利！】
立ち上がり、いきなり1点を先制された先発・多和田ですが、続くピンチをしのぐと、その裏に打線がつながりリードをもらいます。2回は直球主体の投球で3者凡退とするなど立ち直り、土肥投手コーチも「低めのストレートが回を追うごとによくなってきている。スライダーだけでなく、カーブ、フォークもうまく使えているので、しっかり配球を考えて投げていってほしい」と、多和田と岡田のバッテリーにさらなる期待を寄せます。

多和田は5、6回と得点圏に走者を背負うも、要所を締めて反撃を許さずここで降板。6回を投げて110球、被安打4、奪三振6、与四球4、失点1という内容で、今季2勝目。プロ10試合目にして、初めて本拠地のファンに応えるホームでの白星を手にしました。

【組み替えた打線が序盤に機能】
いきなり1点を先制されますが、その裏に打線が相手先発・斎藤佑樹をとらえます。1死2塁から3番・森が低めの変化球をうまくすくい上げると、高く上がる打球が左中間フェンスを直撃。3番での先発起用に応える同点の適時二塁打とします。
その後も4番に座った浅村が三塁線を破る適時二塁打で続き勝ち越すと、5番・中村も適時打を記録。初回から3点を奪います。
大きく組み替えた打線がつながり、早いうちに試合の主導権を奪い返しました。

明日からは7月最後のカードとなるバファローズ戦がスタート。なんとしてもカード勝ち越しを決めるべく、まずは初戦を取りたいところです！

-まずはこの人。見事2勝目、本拠地では初勝利となりましたゴールデンルーキー・多和田真三郎投手です。おめでとうございます！

(多和田)ありがとうございます！

-まずはなにより久しぶりの勝利、そして本拠地では初勝利となりました。今の気持ちからお聞かせください。

(多和田)本拠地で1勝あげられたので、とても嬉しく思います。

-今日は多和田さんにとっても久しぶりのマウンド。7月10日以来でしたが、どんな意識でマウンドに上がったんですか？

(多和田)今まで自分のピッチングができていなかったので、今日は気合入れて投げました！

-6回を投げて1失点。初回に取られた1失点のみに抑えました。ピッチングを振り返っていかがですか？

(多和田)まだまだ自分は力不足だと思うんで、これから練習して、これからも勝てるピッチャーになれるようにがんばります。

-これから必要な部分とは、ご自身ではどういったところだと感じていますか？

(多和田)やっぱり変化球の精度がまだまだだと思うんで、その辺をしっかり練習していきたいです。

-今日は背番号18番対決を制したことになりましたが、自らが背負っている「18番」の重さ・意義はどのように感じていますか？　　　

(多和田)とても重たい番号だと思うんですけど、皆さんに認めてもらえるようにがんばるので、これからも応援よろしくお願いします。

-お立ち台も初めてですが、雰囲気はいかがですか？

(多和田)最高です！

-今後もどんどん上がってください！

(多和田)はい、がんばります。

-ルーキーイヤーとしてのシーズンも後半まで来ましたが、今後の投手としての目標はどのように考えていますか？

(多和田)投げる試合があれば一試合一試合集中して、ひとつでも勝てるようにがんばっていきたいです。

-初のお立ち台ということもありますので、最後は自己紹介もかねてファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(多和田)沖縄から来ました、多和田です。これからもよろしくお願いします！


-まずはルーキー・多和田投手のインタビューでした！
続いて見事2本のホームランを含みます、3安打猛打賞の活躍。秋山選手です！
まずは今日の2本のホームランをそれぞれ振り返っていただきたいのですが、1発目は2回、貴重な追加点の場面で飛び出しました。

(秋山)金子侑が1打席目に出塁して、次の塁を盗るという気持ちもあったと思うのですが、その中でけん制アウトになって。2打席目にまた出て、走ったというところで勇気をもらいましたし、ここは本当にかえさなきゃいけないなという思いもあったので。それが最高の形になったかなと思います。

-7回には今日の試合を決する、滞空時間の長い一発だったのですが、手応えと入った瞬間はどうでしたか？

(秋山)打った瞬間は上がりすぎたと思ったので、捕られるかなと思ったんですが、思った以上に伸びてくれました。たまたまだと思います。

-先日も2打席連発というのがありまして、これでオールスター明け、ホームランの数が5本まできています。ホームランを打てている秘訣はありますか？

(秋山)いや、ホームランバッターじゃないんで。たまたまいいポイントで、いいタイミングで打てたのが飛んでるだけだと思うので、あまり感じないです。

-最後は少しピンチもありましたが、6対2と快勝。投打がかみ合った勝利、ルーキー・多和田投手にも勝利をつけられました。

(秋山)初回は本当に大変だなと思っていたんですが、2回以降別人みたいなピッチングをしてくれたので。打線も援護できましたし、そのあとよく踏ん張ってくれたと思う。このファンの皆さんの前で、なんとかひとつ勝って本人もほっとしていると思うので、これからもやってくれるのではと思います。本人を助けられるように、がんばっていきたいと思います。

-「ファンの皆さんの前で」というお言葉がありましたが、今日はちょうど今シーズンの来場者が100万人を突破したという日になりました。そういった日にこういう勝利。これだけのファンの皆さんが来て下さっているというのは力になっていますよね？

(秋山)それだけのお客さんが来て下さっている中で、勝ち切れていない試合を見せてしまっていることが多いので、勝っていけば強いライオンズを観たいと思って、また足を運んでくれる方もいると思います。それがファンの方に返す唯一の方法だと思うので、そういう試合を増やしていけるようにまたがんばっていきます。

-今日、関東地方は梅雨明けしました。ライオンズもここから連勝を期待していいですか？

(秋山)そうですね。梅雨が明けたらカラッと勝ち続けられるようにがんばります。

-では、最後に今日も遅くまで残って下さったファンの皆さんにメッセージお願いします。

(秋山)本当に悔しいゲームをしてきているんで、それをかえすにはさっきも言いましたが、勝つしかないと思ってます。力を貸していただけるように、がんばっていけるように、これからも応援よろしくお願いします！

(逃げ切っての勝利について）
多和田が先発ということで、課題である立ち上がりに失点しましたけれども、2回以降なんとか踏ん張ってゲームを作ってくれて、今季一番のピッチングを見せてくれたので、次が非常に楽しみです。
そのあと行ったピッチャーもなんとかゼロに抑えてくれて、最後はちょっとヒヤッとする場面がありましたけど、なんとかウチの勝ちパターンでゲームができたので良かったと思います。

(多和田の投球について)
とにかく攻める気持ちを忘れないで、グイグイ攻めていったことが良い結果になったと思います。

（このところポイントとなっている6回も抑えた)
全体的に6回に山があるんでね、多和田一人の力で乗り越えたということで、次につながる投球ができたんじゃないかと思います。

(大幅に入れ替えた打順について）
なんとか大胆なことをして、気分転換じゃないですけど、野手コーチが考え出して今日の打順を組んだ。
まあまあうまいこといって、メヒアが７番に下がるということでしたけど、調子を見ながらの起用ということで、こういう打順になった。各々役割を果たしてくれて、序盤で良い攻撃ができたと思います。

(クリーンアップの活躍について）
一発狙いではなく、なんとかランナーをかえそうというバッティングをしてくれたので、あそこはよくつながりましたね。

(秋山の2本のホームランについて)
なんとか追加点が欲しいというところで、2回の2ランと、追加点が取れない中でのソロホームランは大きかったですね。

なんとか良い形で勝てたので、この勢いとこの勝ちをつなげていきたいと思います。