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2014.03.29 SAT
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vs楽天 第2回戦

開幕戦の悔しさを晴らすべく臨んだ、イーグルスとの第2戦。昨季以上の飛躍を誓う先発・菊池でしたが、甘い球を狙われて6回を5失点と奮わず、2対5で敗戦を喫しました。その中でも、伊原新監督が目指す新生ライオンズの攻撃の形を垣間見ることができました。

0対1で迎えた2回。2年ぶりの登板となる相手先発・塩見に対し、5番・木村がフェンス直撃の三塁打、さらに今季ライオンズに加入した6番・森本がフルカウントから冷静に四球を選び好機を演出します。すると、ここで打席に入った7番・ランサムは「外野フライを打てる球を待っていた」と振り返るように、初球の直球をしっかり捉えます。打球は右中間へ伸びていき、フェンスを直撃する適時二塁打に。期待の新戦力の活躍が、打線に厚みを持たせるためにも不可欠となります。

この得点のきっかけをつくった木村は、4回にも鋭い打球を飛ばし左前安打とすると、すかさずプロ入り後初となる盗塁を記録しました。投手から打者へ転向し、今年が勝負の一年となる木村は、凡打でも1塁へ全力疾走するなどがむしゃらな姿勢を見せ続けています。新生ライオンズにふさわしい「全力」プレーで日々成長を続け、1軍定着を目指します。

継投陣では、今季から中継ぎとして再起を図る西口が、3番手として8回に登板。円熟の技を生かして無失点に抑えると、9回には昨日誕生日を迎えたルーキー・豊田がプロ初のマウンドへ。ジョーンズ、ユーキリスといった元メジャーリーガーがそろうクリーンアップに対し、思い切りの良い腕の振りで真っ向勝負を挑んで見事3者凡退に。ストライクゾーンで勝負する強気の姿勢を打ち出しました。劣勢の中でベテランと新人の2人が、今季の活躍を予感させるスタートを切っています。

明日の先発は、オープン戦で好調をキープしたレイノルズ。ここで今季初勝利を挙げ、勢いをつくりましょう。

伊原監督コメント

(菊池について)
雄星らしくない。若さがなくて、おどおどとして投げているように見える。去年の今頃の投げっぷりがない。ちょっと考えすぎてるのかもしれない。もう考えることもないし、そんな時期じゃないと思うんだけれど。とにかくらしさが出ていない。去年まで自分が考えていたイメージと違う。まあ、戻してくれるでしょう。

(打線について)
打たないとさみしいし、打ったら喜ばしいし。打てば開花だね。木村とランサムしか良くない。1番から4番までノーヒットだとちょっと勝ち目がない。そのへんも何か感じ取って明日に向かっていくでしょう。ランサムの形は芯に近く打ってるから、このまま調子が乗っていければ。

(豊田について)
プロデビューといっても、いつも言うように彼はもう新人とは見ていない。堂々とした投げっぷりで良い。

(塩見について)
塩見というより、うちの打線がまだもう少し。まあ一回りするまで、いろいろ苦しむでしょう。

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