2013.10.14 MON
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CSファーストステージ vs千葉ロッテ 第3回戦

次のステージへ進むための大一番となる、マリーンズとのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦。お互いの意地がぶつかりあう戦いは、第1戦、第2戦とは打って変わり1点を争う熱戦に。しかし、1点を追う8回に点差を広げられてしまい、1対4で敗戦。最後の最後まで執念を見せましたが、日本一への夢はかなわず、クライマックスシリーズはファーストステージで敗退となりました。

勝利を目指す選手たちは、ここまでの2戦以上に強い気持ちで臨んでいました。先発・牧田は中盤まで粘りの投球を見せたものの、5回と6回にそれぞれソロ本塁打を打たれ、6回途中で交代を告げられます。すると、リードを許したまま下がった牧田はベンチで悔し涙。次のステージへ進むべく懸命の投球を展開した牧田のために、選手たちは奮闘しました。

0対2で迎えた6回裏。ここまで攻め切れなかった相手先発・唐川に対し片岡と栗山の連打で無死1,3塁とします。ここで相手は2番手・内にスイッチし、ファーストステージで活躍を続ける4番・浅村が打席へ。すると、外角の直球をはじき返して右方向へ大きな飛球を放ちます。打球は惜しくもフェンス手前で捕球されましたが、3塁走者が生還する犠飛となり1対2の1点差に。惜しい当たりに浅村は歯を食いしばるような表情を見せましたが、点差を広げられた直後の大事な場面で、しっかり反撃を展開しました。

4年連続となるクライマックスシリーズ進出を果たしましたが、西武ドームにマリーンズを迎える戦いで2010年のリベンジを果たせず。「日本一」という大きな夢は道半ばで破れました。しかし、シーズン終盤の猛追で一気に2位まで駈けあがった獅子たちの執念は、ファンの気持ちを大いに高めてくれました。それを実現させたのは、シーズン終盤に戦線復帰した中村や片岡、さらには今季大きな飛躍を遂げた浅村らの力といえるでしょう。投手陣にも高橋や増田、それに菊池といった若獅子の台頭が見られました。今季手にした戦力をさらに充実させ、そしてこの悔しさを胸に、来季こそはリーグ優勝と日本一の座をつかみ取りましょう。

渡辺監督コメント

良い当たりが正面を突いたり、ツイていない部分もあったけど結果として負けてしまった。

選手はよくやったと思うし、悔しいと言えば本当に悔しい。
でも、シーズン後半の戦いを見ていると、勝利に対してすごく執念を持って戦ってくれた。
クライマックスシリーズの結果はしょうがないと言うのか、この悔しさを来年晴らしたい。

今日のような試合展開になって、先取点を取られてしまい後手後手に回ってしまった。
何とかホームランは避けながらというところだったけれど。

涌井を投入したのは、1点もやれない場面だったからね。
結果的にミスが出てしまって、このようなゲームの中でミスが響いたなと感じている。
これはしっかり反省すべき点だと思う。

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