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2013.10.12 SAT
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CSファーストステージ vs千葉ロッテ 第1回戦

シーズン終盤の快進撃で、ホーム開催を勝ち取ったクライマックスシリーズファーストステージ。両チームのファンが西武ドームのスタンドを埋め尽くす中、マリーンズとの初戦を迎えました。シーズン最終戦では投打で圧倒した相手でしたが、この日は相手打線の猛攻にあい1対11で敗戦。ライオンズの野球をさせてもらえませんでした。しかし、大事な初戦を迎えた選手たちは集中して勝負に臨み、執念の気持ちを見せてくれました。

相手に小刻みに得点を許し、0対5とされた5回裏でした。ここまであと一本が出ず攻略しきれていなかった相手先発・古谷に対し、この回先頭の6番・中村が低めのスライダーを完璧に捉えます。弾丸のような飛球が左翼へ飛び、そのままスタンドに突き刺さるソロ本塁打に。反撃のムードを高める一発に、中村は「まだまだこれからいきますよ!」と話してくれました。その中村の言葉通り、この後打線が満塁の好機を形成。継投に出た相手を攻略しきれず得点はならなかったものの、流れをつかむべく選手たちが必死につなぎました。

守りでは、投手陣が相手の厳しい攻撃にあいましたが、9回表に登板した十亀は相手打線をキッチリ3者凡退に抑えました。昨季は中継ぎで活躍を見せている十亀。その時の経験をしっかり生かし、相手打線の勢いを止めています。

2回裏にチーム初ヒットを放った浅村は4回裏のチャンスで凡退した際、歯を食いしばるような表情を見せました。この悔しさは、絶対に負けられない明日の戦いで生きてくるはずです。シーズン終盤に奇跡を起こしてきたライオンズが再び逆転劇を演じるために、明日の勝負を制して仙台行きへ王手をかけましょう!

渡辺監督コメント

序盤の大量失点、そして勢いをなかなか止められなかったっていうところが敗因だった。

(継投のタイミング)
岸には、今日はある程度投げてもらうつもりだった。いつもいつも良い試合ばっかりできるわけじゃないし、この短期決戦の中でこういう展開は予想できないわけではない。とにかく明日泣いても笑っても負ければ終わり。明日はとにかくやり返すつもりでいかないと。

(大石について)
点差を見ながらの継投に入るつもりだったので、あの回になんとか大石が踏ん張ってくれたら良い形は作れたと思う。

今日は相手はチャンスをしっかり生かしたし、うちはチャンスがあったけど生かせなかった。攻撃の方では明暗が分かれた。

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