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2013.06.13 THU
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vs中日 第4回戦

延長11回に勝ち越しを許し、3対4と試合には敗れたものの、ライオンズ投手陣がバトンをつなぎ、勝利への執念を見せました。

先発・野上は、1回表は打たせて取る投球で3者凡退。3点の援護を受けた直後の2回表はルナ、和田を2者連続三振に切って取り、3回表も走者を出すことなく、1巡目をパーフェクトに抑え込みます。

杉本投手コーチが「このところ6試合勝ち星から遠ざかっているが、今日は序盤から調子が良い。コントロールもテンポも良いので、このまま緩めずにいってほしい」と語る中、4回表は先頭・大島に中前安打を許し、初めて走者を背負った野上。犠打などで2死3塁とされますが、ルナを二飛に仕留めてピンチを脱します。

勝利投手の権利がかかった5回表は和田、松井佑に連続二塁打を浴びて1点を失った野上。続く平田に四球を与え、無死1,2塁とされます。しかし、堂上直のバントが3塁線に弾むと、女房役・炭谷が素早く3塁に送球して2塁走者を封殺。代打・クラークは右飛に打ち取り2死まで持ち込んだ野上でしたが、大島に外角低めのチェンジアップを拾われる適時打を許し、3対2と1点差に詰め寄られます。ここで、荒木には遊撃手の正面に打たせて踏みとどまりました。

6回表に1死からルナ、和田に連打を許したところで交代となった野上。「6回は先発として投げ切らないといけない回だったので悔しいです」と反省の弁を口にしましたが、次の登板で完璧な投球を披露し、4勝目を手にしてもらいましょう。

野上の後を受けてマウンドに上がったのは、2番手・岡本篤。1死1,2塁で松井佑に対し、高めの直球を打たせて一邪飛に抑えると、続く平田は内角をえぐるシュートで三ゴロに仕留め、見事にピンチを切り抜けました。

3番手・涌井は、7回表に登場。わずか6球で3者凡退に抑えます。8回表は先頭の荒木を遊ゴロに仕留めると、森野に対してはカーブを3球続けて二ゴロに打ち取ります。ルナにも二ゴロを打たせて内野ゴロ3本でまとめた涌井。スピンのきいた球で、終盤の2イニングをシャットアウトしました。

9回に同点に追い付かれた後、10回表には5番手・岩尾がマウンドに上がります。1死1,2塁と一打勝ち越しのピンチを背負いますが、和田を併殺打に仕留めると、ガッツポーズを決めてベンチへと下がります。

続く11回表には、ドラフト1位ルーキー・増田がプロ初登板。安打と失策で無死1,2塁といきなり厳しい場面を迎えましたが、谷繁を右飛に抑えて、1死1,2塁とします。井端に対して併殺コースの当たりを打たせたものの、守備の乱れから勝ち越し点を許す形となりましたが、その後は踏ん張って追加点は許しませんでした。自責点0の黒星デビューという結果ですが、その堂々とした投げっぷりは、今後の飛躍を感じさせるものでした。

交流戦も残すところあと2戦。週末のカードでベイスターズに連勝を決め、レギュラーシーズン再開後の戦いに弾みをつけましょう!

渡辺監督コメント

初回にあのようなかたちで点を取っても、その後に追加点が取れなかった。

野上も毎度のことで、あのようなかたちでやられていって。進歩していない。

その後のピッチャーは良かったんだけど、試合を終わらせなければいけないサファテが1点取られてしまった。
勝ちきらないといけないゲームだった。最終的にはミスをした方が負ける。

増田は味方に足を引っ張られてしまった。
まずは今日みたいなタフな場面で登板する経験をすることが大事。よく投げたと思う。
先頭をしっかり抑えられるようなボールを投げてもらいたい。

勝ちパターンのピッチャーを使い切っているから。後は若手に何とか踏ん張ってもらうしかなかった。

昨日はいい勝ち方ができたけど、今日はできなかった。ミスしなければ負けないというところなんだけど、今日はミスが出てしまった。何度も何度もミスをする選手は使いづらい。
そういうミスを克服していくしかない。

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