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2012.09.12 WED
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vsオリックス 第21回戦

連敗を止めて流れを変えたいバファローズ戦。6回裏にカーターの3点本塁打で先制するも、終盤に追い付かれて嫌な雰囲気が漂います。しかし、8回裏に再びカーターが犠飛を放ち、これが決勝点に。4対3で接戦を制し、連敗を4で止めました。

チームを再び上昇気流へと導く価値ある勝利。それを演出したのは先発・菊池の粘投、そして全打点を挙げたカーターの活躍でした。

7月15日以来のスタメンマスクをかぶる上本とバッテリーを組んだ菊池。初回から躍動感のあるフォームでテンポ良く投げ、2つの三振を奪うなどして3者凡退に抑える好発進を見せます。

その後も落差のある変化球と切れのある直球がうまく絡み、相手のタイミングを外していく菊池。5回まで毎回三振を奪う力投を見せ、6回0/3を投げて105球、被安打4、奪三振7、与四球2、失点1と試合を作りました。

こう着状態の続く試合を切り開き、さらには終盤の苦しい状況を打破したチームの元気印・カーターに注目しましょう。

0対0で迎えた6回裏。1番・浅村の4試合連続となる安打などで2死1,2塁とし、5番・カーターが打席へ。これまで他の打者が苦しんできた相手先発・小松のシュートを反対方向へはじき返すと、打った瞬間にそれと分かる弾丸ライナーが、ファンの待ち受ける左翼席に飛び込む4号3点本塁打に。破顔一笑でベンチへ戻ったカーターを、ベンチも声を上げて出迎えてチームのムードが一気に高まりました。

8月14日以来の一発について「この状況でどうしても点が必要だった」と振り返ったカーター。4連敗中と悪い流れにあったチームに勢いをもたらす、価値ある一発となりました。

また、同点とされて迎えた8回裏には、1死満塁と今日最大の勝負所で打席がまわってきたカーター。3番手・ミンチェの初球を思い切りの良いスイングで打ち返し、3塁走者が勝ち越しの本塁を踏む中犠飛に。相手に傾きかけた流れを強く引き寄せたカーターに、スタンドからも大歓声が送られる活躍となりました。

そのまま4対3で迎えた9回表は、自身2試合続けて敗戦投手となっている守護神・涌井がマウンドへ。1死から走者を出すも、落ち着いて後続を仕留めて試合終了。今季22セーブ目を挙げ、雪辱を果たす登板となりました。

今日の試合で首位・ファイターズが敗れたため、1日で首位復帰を果たしました。しかし、今日も勝って連勝を続ける3位・ホークスとはわずかに2ゲーム差と、複数のチームが虎視眈々と首位の座を狙っています。ここで競り負けないよう、明日も勝利を飾って上昇気流に乗りましょう!

今日のヒーローは、全打点を挙げたカーター選手です!

-まずは6回、これまで苦しんでいた小松投手からの3ランでした。

(カーター)菊池投手の力投が続いていたので、何としても先制点を菊池投手のためにも挙げたいと思い、しっかり振り抜きました。ライナーを狙って打ちましたが、結果的にホームランになって良かったと思います。

-カーター選手は、これが西武ドームでの2本目のホームラン。今夜はライオンズファンの待つレフトスタンドへのホームランでしたね?

(カーター)狙って打ったわけではないのですが、結果的にレフトスタンドに入って良かったです。明日も同じように打ちたいと思います。

-そして同点の8回。今度は1アウト満塁のチャンスでめぐってきて、初球でした。

(カーター)初球の真っすぐを打ったのですが、ボールを高く上げれば秋山選手は足が速いので、ホームまでたどり着くと思ってしっかり打ちました。

-今日は4打点と、全打点をマーク。カーターデーですね?

(カーター)今日は僕の日ではなく、ライオンズの日だと思います。優勝に向かって頑張りたいです。

-4日後はカーター選手のバースデー。期待しています!

(カーター)ライオンズが勝てれば、それですごくうれしいです。

-ライオンズファンは信じています。残り試合の意気込みを聞かせてください!

(カーター)イッショニ、ガンバロウ!

渡辺監督コメント

本来はあのまま逃げ切らなくてはいけないゲームだった。
なんとか雄星(菊池)が仕事を果たしたが、3点取ってもらった次の回にちょっと守りに入った部分、ちょっと抜けた部分があった。
その部分をきっちりしていかないと、本当の意味でチームの信頼は得られないと思うし、そこが一つ課題としてできたかなと思う。

(菊池は)やっぱり先発としてしっかりいってほしい。
カーターがなんとか取った3点だしピッチャーがマックスでいかなければならないと思う。
そういう場面でチームの信頼、野手の信頼を得ていくわけだし、あそこは完全に守りというか逃げに入っていた。

(涌井について)あのポジションで投げるピッチャーというのは、本当にそのチームの勝ちを左右させる。
勝ちゲームで終えるというのはクローザーの仕事だし、投球内容うんぬんよりはまず、結果が求められるポジションなので、今日はしっかり勝ちをつけてくれて良かったと思う。

(カーターについて)集中していたと思うし、非常に大きな3ランだった。
最後の犠牲フライも打ち損じすることなく、一発で決めてくれたところが彼の集中力かなと思う。

(再び首位に立ったが)前から言っているように上がったり下がったり多分これからもしていくと思う。
なんとか最後の最後で勝負できる位置にいればいいなと思う。

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