試合情報

再び上昇へ転じるためにも負けられない一戦。しかし、序盤から失点を重ねる厳しい展開に。相手先発･田中に抑えられていた打線が終盤に意地を見せるも、2対9で敗戦。イーグルス3連戦をまさかの3連敗で終えました。

初回から流れが相手に傾く展開。しかし苦しい状況の中でも、扇の要･炭谷は集中力を切らしませんでした。

0対4とされた2回裏。2死1塁からガルシアに左翼手の頭上を越える打球を飛ばされると、1塁走者･松井に本塁を狙われます。しかし、左翼手からの返球を受けた遊撃手･中島が深い所から本塁へ正確な球を送ると、捕手･炭谷が気迫のブロックで本塁を死守。炭谷は体を抱えられてベンチへ下がるほどの大きな衝撃を受けましたが、次の回では元気な姿で守備に就きました。

今季、ここまで何度も激しいクロスプレーを受けながらも試合に出続けている炭谷。守備陣をまとめる自覚が、痛みを押しても出場する強い精神力を生み出しています。

打撃陣では、6番･三塁手で先発出場したヘルマンが意地の一撃を放ちました。

0対8で迎えた7回表。田中に対し、1死1塁で8月26日以来の先発出場となった5番･カーターが三塁線を破る二塁打を放ち、1死2,3塁と好機を演出します。ここで、2回にこの日チーム初安打を放っている6番･ヘルマンがカウント3-0からストライクを取りにきた球を引っ張り、三遊間を抜けるゴロとなる適時打に。反撃の一打について「あと2イニングで追いつけるようにできることを頑張ってやります」と話したヘルマン。持ち味である全力でプレーする姿勢が、最後まで諦めない気持ちに結び付く打撃となりました。

今日のヘルマンは3打数2安打1四球1盗塁とし、今日の試合を含めた9月の打率は.393(28打数11安打)。調子を維持し、連敗中のチームに大きな刺激を与えていきましょう。

また、7回表に好機を広げたカーターは9回表にも安打を放ち、8月14日以来となる複数安打を記録。少ない出場機会の中で、自分の仕事を果たすべく集中して打席に入っています。

今日の試合で2位･ファイターズが勝利したため、ゲーム差無しとなりました。しかし、わずかな勝率の差で単独首位を守っています。明後日からは西武ドームで迎えるバファローズとの勝負。今季ここまで11勝5敗3分と相性の良い相手に対し、本拠地の大声援を受けて連敗を止める勝利を挙げましょう。優勝するためにも、ここが踏ん張り所です!

MICHEALはちょっと球が高かった。
いきなり4点取られ、焦って投げてた。

チームとしてやれることをしっかりやれていない。
集中できていない。
次から仕切り直して戦うよ。