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2012.07.01 SUN
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vs北海道日本ハム 第11回戦

本日の試合は「ライオンズ・クラシック 2012」。ライオンズの監督、コーチ、選手全員が稲尾和久氏の永久欠番「24」を背負ってプレー。0対3とリードされるも、終盤の反撃で同点に。延長戦に持ち込んだ勝負は引き分けに終わったものの、永久欠番を背負った男たちが不屈の精神を発揮しました。

大事な試合を任されたのは、今季初登板初先発となる菊池。初回を3者凡退に抑え、続く2回表は無死1,2塁のピンチを迎えます。しかし、ここは陽を低めの変化球で引っ掛けさせてトリプルプレーに仕留め無失点。上々の立ち上がりを見せます。

3回表は杉谷に手痛い一発を浴びて3点を先制されますが、その後は修正して低めに球を集め、8回まで無失点に抑えて降板。124球の熱投を見せた菊池は「先発として最低限の仕事はできたと思います」と、緊張の一戦を振り返りました。被安打6、奪三振3、与四球2、失点1。大崩れすることなく踏みとどまった修正力を生かし、次こそは今季初白星をつかみ取りましょう。

昨日は5点差をひっくり返した打線。今日は終盤で3点差を追い付く反撃を展開しました。

0対3で迎えた7回裏。大崎の安打などで1死1,2塁としたところで、代打・カーターが打席へ。2番手・宮西の外角への直球を打ち返すと、ライナーが遊撃手の頭上を越えて2塁走者が生還。来日初安打が反撃を告げる適時打になります。

カーターの活躍に応えるように、中島も永久欠番を背負った男の名に恥じない活躍を見せました。

1対3で迎えた8回裏に1死1塁で打席に入ると、3番手・増井の甘く入ったフォークを思い切りすくい上げます。中島は打った瞬間に確信したように歩き出すと、打球は左翼席中段に突き刺さる8号2点本塁打に。自身3試合連続となる一発に、スタンドのボルテージは一気に高まります。「メモリアルゲームで何としても勝ちたいので打てて良かったです」と話した中島。勝利への強い気持ちが、勝負強い打撃を生み出しました。

明日は東京ドームで相対するホークス戦。11連戦最後の勝負です。連戦を勝利で締めるためにも、今日見せた粘りを大事にしましょう!

渡辺監督コメント

試合展開的には終盤追い付いて、流れ的にはこっちの流れがあったわけで、そういう良い流れをうまく結果として出せなかったです。

(菊池投手について)1イニングだけ、力んだ一球を投げた後に飯山選手かな? 追い込んでから三振を取りにいってバランスを崩して、それをその打席のうちに修正できなかったのが悪かったかな。それで四球を出して…。ホームランはもったいないホームランだったんだけれど、一番反省するべき点は飯山選手の打席だよね。その後はしっかり良いピッチングをしたと思います。

(150キロの速球について)三振を取りにいくのはいいんだけれど、あの後の一球でバランスを崩したよね。その打席で修正できないとね。

なんとか今日勝って、今日の勝ちというのを天国の稲尾さんに捧げたいという気持ちも選手たちはあったと思いますし、3点のビハインドの中よく追いついたと思います。ただ、最後のミスが今後出ないようにしていかないと…。

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