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2011.06.09 THU
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vs広島 第3回戦

目下3連敗中と、波に乗りきれないライオンズ。本拠地で連敗を止めるためにも、前回の対戦でカープを完封したエース・涌井の好投が期待されます。

初回を3者凡退に封じた涌井は2回、安打と四球で得点圏へ走者を背負うと、石原に適時打を許して0対1。先制点を奪われます。

反撃を試みる打線は3回、敵の先発・バリントンから内野安打を打った8番・銀仁朗が、9番・秋山の犠打で2塁へ。その後2死から2番・栗山も四球を選びますが、続く3番・中島の鋭い当たりは相手の好守に阻まれます。

直後の4回、涌井は死球を与えた小窪を2塁に進めた後、再び石原に適時打を打たれて0対2。なおも得点圏に走者を置くと、東出にも適時打を喫し、0対3と点差を広げられます。

しかしその裏、4番・中村が両リーグ最多タイとなる14号ソロ本塁打を放ち1対3。「ここから反撃したい」という主砲の一撃で、じわりと詰め寄ります。

5回には先頭の銀仁朗が四球を選ぶと、栗山が安打を放ち好機を演出。しかし、後続が倒れて追撃点を奪うには至りません。

すると6回、涌井は先頭の小窪に安打を打たれ、続く松山にプロ初本塁打となる1号2点本塁打を浴びて1対5。ここで、今日1軍に上がったばかりの2番手・松永にマウンドを譲ります。松永は走者こそ出すも、得点を失うことなくしっかりと相手打線の攻撃を断ちます。

7回、1死2塁となったところで3番手・野上がマウンドへ。野上は走者を3塁まで進めますが、1,3塁の場面で巧みなけん制で走者を誘い出し、この局面を無失点で脱します。

逆転を目指したい打線は、制球が定まらないバリントンの前に再三走者を出しますが、得点に結びつけることができません。8回は敵の3番手・上野から中村が猛打賞を達成する二塁打を放ちますが、あと一本が出ずに追撃を果たすには至りません。

9回を4番手・江草が3者凡退に封じ、最終回での逆転勝利を目指す打線を鼓舞。打線は勝利への意欲をにじませたものの、敵の守護神・サファテの前に最終回の攻撃を3人で終えて試合終了。連敗ストップはなりませんでした。

エースを擁した試合で痛い敗戦を喫しましたが、明日こそは本拠地の大声援を味方につけて、勝利をもぎ取りましょう!

渡辺監督コメント

今日の涌井は良くなかった。ブルペンから良くなかったみたいだけど、甘いところにボールが来ていたので、一発で仕留められてしまった。

いつも調子が良いわけではないからね。
色々なコンディションの問題もあると思うけど、その中でゲームを作るというか。
それがエースとしての涌井の役割というか。
悪い時に悪いなりのピッチングができればなという感じです。
100球くらいだから疲れはないと思う。

チャンスで決定打が出なかったり、打線ももうちょっと考えて打席に入ってほしいなという感じです。

足でかき回されたというか、涌井にとってはそれほどプレッシャーになっていなかったと思う。
カープは走るチーム。でもここ何試合か盗塁できる状況じゃなかったのかな。ずっと盗塁が一つも無かったので、うちのゲーム以外かな。

展開的にも今日はスタートを切りやすい展開にしてしまったし、銀仁朗の送球がタイミング的には両方ともアウトのタイミングだし、後は技術の問題かな。
やるべきことができれば相手のチャンスの芽も潰せるし。

あれは多分江草のいいときのピッチングなのかな。
テンポ、リズム、早めにカウントを作れて勝負していけるっていう。
前回が初登板で緊張もあったと思うけど今日ぐらいのピッチングをしてくれれば今後いいところでも使えるんじゃないかと思います。

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