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2010.07.28 WED
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vs 千葉ロッテ 第17回戦

ライオンズは昨日、悔しい逆転負けで今季最多の5連敗を喫し、首位から陥落。この嫌な流れを止めたい今日の試合、連敗ストッパーを託された平野が先発のマウンドに上がりました。

その平野は初回2球で簡単に2死を奪いますが、続く井口に右中間席中段へ10号ソロを運ばれてしまい、0対1と先制を許してしまいます。

しかし直後の攻撃、1死から2番・原が四球を選びチャンスの芽を作ります。すると続く3番・栗山が中堅手・岡田の頭上を越える適時二塁打を放ち1対1の同点に。さらに4番・中島が安打でつなぎ1死 1,3塁とすると、続く5番・フェルナンデスの遊撃手・西岡の正面のゴロは併殺打を狙われるも、二塁手・井口の1塁への送球が高くそれ併殺打が成立せず、3塁走者の栗山が生還して2対 1と勝ち越しに成功します。

味方の援護を受けた平野は3回、自らの失策も絡んで無死1,3塁のピンチを招きますが、平野はここで踏みとどまり、後続を封じて無失点に抑えます。

しかし続く4回、無死2,3塁とされると福浦に右前に適時打を放たれてしまい、2対2の同点に。さらに続くサブローの併殺打で3塁走者の本塁生還を許し、 2対3と試合をひっくり返されます。

すぐさま同点、逆転としたい打線でしたが、2回以降も走者は出すもののつながりを欠いて本塁に走者を還せず、なかなか流れを引き寄せられません。

すると6回、平野をリリーフした中継ぎ陣が踏みとどまれず、サブローに中前適時打を弾き返され2対 4と2点差。さらに8回には、5本の単打を集められるなどして一挙に5点を奪われ、2対9と引き離されてしまいます。

最終回に1死から代打・坂田が安打を放つと、6番・石井義が右翼席に5号2点本塁打を放ち4対9と意地を見せます。しかし、後続が抑えられ試合終了。連敗は今季ワーストの6となり、3位に転落してしまいました。

明日は大沼が今季初めて西武ドームの先発マウンドに上がります。首位争いに何としても踏みとどまるためにも、勝利への強い執念を見せつけましょう!

渡辺監督コメント

今のような状況で勝つためにはピッチャーが0に抑えるか、打線が爆発するかしかないので、何とかしていかないといけないとは思っている。打線が点を取れていないのもあるけど、点が取れていない中でピッチャーが辛抱しきれていない面もあるし。

工藤さんは、悪くないボールを投げていたし、あとは細かいコントロールだけかな。今日はちょっと球数が多かったけど、次は頑張ってくれると思います。

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