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2010.07.08 THU
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vs オリックス 第12回戦

昨日は両チーム合わせて30安打という乱打戦を原の勝ち越し打で制したライオンズ。今日の先発マウンドには、今季1軍初登板初先発となる平野が上がりました。

初回、平野は立ち上がりを狙われ、先頭の坂口に安打を打たれると犠打で得点圏に進められます。続く後藤に適時打を許して0対1となり、なおも満塁のピンチを迎えると、北川の併殺崩れの間に1点を失い、初回から2点を先制されます。

一方平野を援護したい打線も、序盤からバファローズ先発・金子千の投球に翻弄されてしまい、2回に4番・中島が放った1安打のみに抑えられて反撃の糸口をつかむことができません。

すると4回裏、平野は先頭のバルディリスに今季5号ソロ本塁打を左翼席上段に運ばれて、0対3とされます。

何とか反撃を見せたい打線は6回、2死から1番・片岡が安打で出塁すると、続く2番・原が左中間を破る二塁打を放ち、3番・栗山も四球を選んで満塁のチャンスを作ります。しかし一発出れば逆転という場面で後続が封じられてしまい、ホームを踏むことが出来ません。

大きなチャンスを逃してしまった直後の6回裏、平野はバルディリスに二塁打を打たれるなどして2死3塁のピンチを迎えると、山崎浩に死球を与えたところでマウンドを下り、2番手・土肥に後を託します。追加点を阻止したい場面で、土肥はわずか1球で後続を仕留めて見事役割を完遂します。

しかし7回のマウンドにも上がった土肥は、先頭の荒金に二塁打を浴びるなどして1死1,2塁のピンチを迎えると、T-岡田に適時打を浴びて0対4。さらに3番手・岡本洋がマウンドに上がりますが、北川に適時打、バルディリスに犠飛を放たれるなど勢いを止められず、この回3点を追加されて0対6とリードを広げられてしまいます。

反撃したい打線はその後も金子千を打ち崩すことができず、終盤の3イニングスともに3者凡退に仕留められてしまい、ゲームセット。わずか3安打に抑えられ、完封負けを喫してしまいました。

惜しくも同一カード3連勝とはなりませんでしたが、明後日からはホームに戻って最下位・イーグルスとの連戦です。気持ちを切り替え、ホームの声援を背に受けて首位独走への足掛かりを作っていきましょう!!

渡辺監督コメント

金子投手に対して対策は練っているんだけどね。

真っ直ぐを打っていかないとね。相手が良かった。

平野は期待以上に投げてくれた。勝負もしていたし、次は楽しみだね。

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