試合情報

前カードでは交流戦王者のバファローズに2勝1敗と勝ち越したライオンズは、今日からファイターズと3連戦。その初戦、新潟での試合を白星を飾って勢いをつけるべく、先発のマウンドには自身入団以来4年連続2ケタ勝利を狙う岸が上がります。

試合のリズムを作りたい岸でしたが、初回からファイターズ打線につかまってしまいます。いきなり先頭の田中賢に二塁打を許すと、森本に犠打を決められて1死3塁のピンチ。続く稲葉には右翼席へ今季13号2点本塁打を運ばれてしまい、0対2。さらに2死1塁から二岡に適時二塁打を打たれ、3点を追う展開としてしまいます。

制球が定まらない岸はさらに2回、2死2塁から森本に適時打を許して1点を追加されると、3回にも安打と四球で得点圏に走者を進められてピンチを招き、ここで鶴岡に適時打、田中賢に犠飛を浴びて0対6。序盤で大きく突き放されてしまいます。

対するファイターズの先発・矢貫に対し、打線は4回まで2安打に封じられていましたが、5回に2死から1番･片岡が安打を放つと、今季31個目の盗塁を決めて得点圏へ。続く2番･栗山の適時打で生還し、1対6と1点を返します。

さらに6回、先頭の4番･ブラウンが「前の打席で同じような球をミスショットしていた。今の打席では初球からストライクが来ると思って振りにいった」という今季16号となるソロ本塁打を放ち2対6。じわじわと追い上げを見せます。

一方の岸は粘りを見せて4回、5回とファイターズ打線を無失点に打ち取ると、6回からは2番手･武隈がマウンドへ。その武隈は落ち着いた投球で無失点に抑えて、相手に追加点を与えません。

打線は7回、8回と無得点に封じられ、迎えた最終回、1死から代打･上本が安打を放つと、2死から1番･片岡の安打でチャンスを作ります。ここで続く栗山から今日4安打3打点目となる2点適時二塁打が飛び出し、4対6と2点差に。さらに中島、ブラウンが2者連続四球で満塁の大チャンスを作りましたが、後続が倒れてしまい試合終了。打線が粘りを見せて終盤に追い上げましたが、あと一本が出ませんでした。

明日は場所を県営大宮に移しての試合となります。最終回に見せた勢いをそのままに、序盤から打線が先発･野上を援護していきましょう!

中盤から中継ぎが良く抑えていたので、このまま行ったら終盤にチャンスがあるかなと思ってたんだけど、あと一歩だったね。

岸が予想外の悪さだったかな。今一番調子が良い日本ハム打線に対して探り探り投げていた。こういう時は序盤がカギを握るので、最初からMAXの状態で腕を振っていって欲しかった。ちょっと慎重になりすぎていたかな。