2010.06.04 FRI
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vs 東京ヤクルト 第3回戦

一昨日の試合は先発・涌井が相手打線を8回2失点に封じ、打線も力投に応えて逆転勝利を飾ったライオンズ。交流戦も残り8試合となり、ここから一気に白星を重ねて交流戦、リーグでも首位に躍り出るべく、先発のマウンドには自身今季7勝目を狙う帆足が上がりました。

序盤から帆足を援護したい打線は、2回に4番・栗山、5番・ブラウンが連打を放って得点圏に走者を置きますが後続が抑えられてしまい、先制のホームは踏めません。

帆足は初回、2回を3者凡退に封じて完璧な立ち上がりを見せますが、3回、先頭の宮本に対して四球を与えてしまい、その後得点圏に進められます。ここで青木に右中間を破る適時打を許し、1点を先制されます。

立ち直りを見せたい帆足でしたが、5回に2本の安打で1死1,3塁とピンチを招くと、またも青木に味方の失策も絡む2点適時打を浴びてしまい、0対3とされてしまいます。なおも1,3塁からガイエルに今季14号3点本塁打を右翼席に運ばれ、0対6。スワローズに突き放されてしまいます。

直後の6回表、2死から3番・中島が左翼線際へ運ぶ二塁打を放つと、続く4番・栗山が適時打を放って1対6。まずは1点を返します。

その後、3番手・大沼が7回を無失点に封じて流れをたぐり寄せ、迎えた8回、2死からブラウンが振り抜いた打球は、バックスクリーンへと飛び込む12号ソロ本塁打となり2対6。終盤で4点差に詰め寄ります。

この勢いのまま試合をひっくり返したいところでしたが、その裏に救援陣が崩れてしまい、3つの四死球と相川の2号ソロ本塁打を含む4本の安打を浴びるなど、計6失点。2対12と点差を一気に広げられてしまいます。

しかし、簡単に勝負を諦めないのが今年のライオンズ。迎えた9回裏、スワローズの4番手・李恵踐に対し、四球と安打などで1死満塁のチャンスを作ります。ここで大歓声の中、打席に立った代打・中村が引っ張った打球は、弾丸ライナーで左翼席へ一直線。球団史上最多の9本目となる満塁本塁打で、6対12とします。しかしその後は2者連続三振に封じられ、反撃及ばず。最後の最後に意地を見せましたが、敗戦を喫してしまいました。

一時は大敗ムードとなりましたが、最終回に4点を挙げるなど、明日のゲームに繋げる試合をすることができました。明日の試合では勝利し、再び交流戦優勝を目指して歩みを進めていきましょう!!

渡辺監督コメント

帆足についてはここ何試合かボールが高めに集まってしまっているので自分のピッチングができていない。
今は自分を見つめなおすいい機会じゃないかな。
相手ピッチャーに打たれるようじゃ流れを作れていないね。

攻撃陣はまだまだだね。

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