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2009.09.26 SAT
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vs東北楽天 第21回戦

昨日は打線が効率よく得点を重ね、先発・帆足も4試合連続の完投勝利と、投打のガッチリかみ合った内容でイーグルスとの直接対決3連戦の初戦をものにしたライオンズ。この勢いに乗って連勝をさらに伸ばしたい今日の試合、先発のマウンドに岸を送り込みました。

その岸をもり立てたい打線は2回、6番・G.G.佐藤が2試合連続となる今季第24号ソロ本塁打をバックスクリーンへ叩き込み、先制に成功。なおも勢いに乗る打線は3回、2死から1番・片岡の安打と盗塁でチャンスを広げると、続く2番・栗山の適時打で、2対0。続く4回には1死から3連打で満塁とし、8番・銀仁朗の適時打、9番・原の犠飛で2点を追加。4対0と試合の主導権を握ったかに思われました。

しかし5回、岸が突如イーグルス打線につかまります。先頭のセギノールからリンデン、中谷と、まさかの3者連続本塁打を浴びて1点差とされると、その後も盗塁、暴投、失策などが重なり、この回5失点。4対5と一気に試合をひっくり返されてしまいます。

さらに6回にはリンデンに左翼席へ運ばれる2打席連続の一発を浴び、4対6。7回には2死1,2塁からリンデンに今度は適時打を許し、4対7とされます。

しかしライオンズは直後の7回裏、イーグルス2番手・川岸に対し、1死から中村が4試合連続となる第44号ソロ本塁打を左中間へと運ぶと、続く石井義の放った打球は右翼席へ。これが2者連続の第6号ソロ本塁打となり、6対7と1点差に詰め寄ります。

この勢いのまま逆転といきたいところでしたが、迎えた9回、救援陣が踏ん張りを見せられず。1死1,2塁からまたもリンデンに適時打を浴び、6対8。その後も代打・中島、渡辺直と適時打を許し、6対10とされてしまいます。

最後はイーグルス4番手・小山の前に3者凡退で攻撃を封じられてしまい、そのまま試合終了。両チーム合わせて29安打16得点という乱打戦を落とし、チームの連勝は5でストップ。先発の岸は4回1/3を95球、被安打5、奪三振3、与四球2、失点5という内容で、今季5敗目を喫しました。

これでイーグルスにクライマックスシリーズ進出マジックが点灯してしまいましたが、下を向いている暇はありません。明日の試合はエース・涌井が登板。ここをきっかけに再び驚異の追い上げを見せ、必ずクライマックスシリーズへの切符をつかみましょう! 明日は絶対に負けない!!

渡辺監督コメント

岸は4点を取ってもらって大事にいきすぎていた。ストライクゾーンで勝負すべきところでカウントを悪くして自分の首を絞めてしまっていたので、あれだけカウントを作れなかったら打たれるのはしょうがないかなと。もうちょっと勝負して欲しかった。

星野は簡単にフォアボールを出して自分を苦しめている。今日は悪いところが出てしまった。先発が降板してからどのように繋いで勝っていくか、今日のような展開でどう踏ん張っていくかがこれから大事になるので、救援陣には残りの9試合で今シーズンの集大成として意地を見せて欲しい。

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