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2009.09.11 FRI
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vsオリックス 第22回戦

昨日は終盤の逆転劇で首位・ファイターズを下し、見事同一カード3連勝。一気に波に乗ったライオンズは、今日から最下位・バファローズを迎えての3連戦を迎えます。先発のマウンドには、前回登板で今季初完封勝利を飾った帆足が上がりました。

その帆足は初回、1死から阿部に二塁打を浴び、続くカブレラには右前へ安打を放たれます。しかしここは右翼手・G.G.佐藤の好返球で、2塁走者・阿部の得点を阻止。バファローズに先制を許しません。

その後も帆足は直球とパームの緩急でバファローズ打線に的を絞らせず、凡打の山を築いていきます。4回には2死から連打で1,3塁とされますが、ここもパームで一輝を打ち取り、先制のホームを踏ませません。

しかし、帆足を援護したい打線はバファローズ先発・岸田のキレのある球を打ちあぐね、攻略の糸口をつかめません。2回には1死から連打で1,2塁としますが、ここは7番・原が併殺に倒れてしまい、その後は3回から5回まで完璧な内容で封じられてしまいます。

すると6回、帆足がつかまってしまいます。1死からカブレラに右翼線際への二塁打を浴びると、続くローズにも左翼線際への適時二塁打を許し、0対1。試合の均衡を破られます。

打線は直後の6回裏、安打と犠打で1死2塁としますが、1番・片岡、2番・栗山が凡退。7回には四死球などで2死1,2塁とするものの、代打・後藤が三振。岸田の緩急の効いた投球の前に3塁を踏めません。

しかし迎えた8回、ライオンズが勝利への執念を見せつけます。2死から片岡が左前安打で出塁すると、「思い切っていってやろうと思っていました」という栗山が岸田の失投を逃さず強振。これが右中間へと飛び込む今季第11号2点本塁打となり、2対1。土壇場で逆転に成功します。

そして最終回のマウンドにも上がった帆足は、2死を簡単に奪うと、最後は代打・北川をパームで三振に仕留め、力強いガッツポーズを見せて試合終了。帆足は9回を113球、被安打9、奪三振7、与四死球0、失点1という内容で、自身初となる無四球完投勝利を収め、今季7勝目を飾りました。

昨晩に続き、見事な逆転勝利で連勝を4に伸ばし、勝率も再び5割に乗せました。日本各地の気温が下がる中、9月に入ってますます熱さを増してきたパ・リーグ。さらに白星を積み重ね、一気に上位を追い上げていきたいところです!!

今日のヒーローは帆足投手と栗山選手です!!

今日のヒーロー、帆足と栗山1
今日のヒーロー、帆足と栗山2
今日のヒーロー、帆足と栗山3

-ナイスピッチングでした!!

(帆足)ありがとうございます。

-前回スカイマークで投げ合った相手、その辺を意識して今日はだいぶ気合いが入っていたように見えましたが?

(帆足)前回1-0で完封されたので悔しい気持ちがありましたし、岸田君には悪いですけど同じ気持ちを味わってもらいたいなと思いました。

-本当に粘り強いピッチングでしたよね。

(帆足)はい!!何とか粘って投げることができました。

-今日は無四球試合です。プロ入り初の無四球です。

(帆足)勝てたのでどうでもいいです。

-楽天が負けています。(8回終了時点)

(帆足)僕たちは追う立場なので、とにかく全部勝つしかないので、勝つという強い気持ちをもって戦っていきたいと思います。

-最後にファンの皆さんに一言お願いします。

(帆足)栗山、大好きです!!

-そして、帆足投手からラブコールがありました栗山選手です!!ナイスホームランでした!

(栗山)ありがとうございます。

-打った瞬間の手応えはどうでした?

(栗山)打った瞬間、フェンスを越えるかなと思いました。

-あの場面は片岡選手がランナーでいて、走るかなと思いましたがどんな気持ちで打席に入りましたか?

(栗山)走るかもしれないと思ってたんですけど、思い切って打てるカウントになったので思い切っていこうと。

-昨日に続いての逆転の勝利。本当に波にのってますよね?

(栗山)なんとかこの勢いを大事に、今日もカードの頭をしっかり取りにいきたいと思っていたので、逆転はたまたまで、本当は序盤から点を取れれば良かったんですけど、とにかく勝てて良かったです。

-前回栗山選手はこのお立ち台で、奇跡を起こしたいと語ってくれました。信じていいですか?

(栗山)もちろん信じていいです!!

-それを信じているファンの皆さんに一言お願いします。

(栗山)まだまだ残り試合もありますし、ファンの方に今日みたいな良いゲームをたくさん見てもらえるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

前回神戸で同じ対戦で岸田君に1対0で負けて、今日も似たような展開になって嫌な感じになっていたのですが、本当にチャンスの中でよくツーアウトから逆転してくれて良かったと思います。

易が出たことで「よしっ!ここから!」という雰囲気になって、栗が一発で仕留めてくれたことが良かったです。

帆足はランナーを出しながらも粘り強いピッチングをして、1対0で負けていて8回に逆転をして、前回の悔しさを晴らす為にも帆足で最後まで行こうとベンチサイドでは考えていました。

ここ最近、終盤の粘りが出てきて、うちは常に勝っていかないといけないので、良い流れが来ていると感じています。

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